看護師が柔軟に対応するがん患者支援システムの構築について

2018.01.15

武見 綾子
川崎市立井田病院 看護部


川崎市立井田病院は,1949年の開院以来,地域医療の中核を担う病院として地域のニーズや社会の変化に柔軟に対応しつつ発展してきた。現在は川崎市内唯一の結核入院設備をもつ病院である。在宅医療にも力を入れ,1998年には緩和ケア病棟を設置した。2006年に地域がん診療拠点病院の指定を受け,がんの診断から治療,緩和ケアと切れ目のない医療,ケアを提供している。2015年3月に,外来および病棟が新築され,救急センター,内視鏡センター,化学療法センター,透析センターの機能を充実し383床の病院となった。

この記事の続きは、下記書籍からお読みいただけます。