「今,イギリスに行っても何も新しいことを学べない」という大先輩の忠告にもかかわらず,ロンドンに留学したのは,なんと43年前の1973年のことでした。訪問看護のコース終了間際に,「日本に帰る前に,新しいことを見学しませんか」と,訪問看護指導師長に勧められ,1975年に,聖ジョージ・ホスピスを訪れました。当時の日本には,まだホスピスの情報は届いていない時でした。
いま伝えたいこと―先達から若い世代に
エリートのケアから手の届くケアへ
2015.09.01
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