苦痛緩和のための鎮静と安楽死のグレーゾーン─国際的な議論,再び

2015.11.15

鎮静(苦痛緩和のための鎮静)は,日本国内では,臨床ガイドラインが整備されたあとに議論がひと段落した感があるが,国際的には再び議論が高まっている。本稿では,「鎮静と安楽死のグレーゾーン」について,地に足ついた議論をするために必要な,国際的な知見を整理する。理解を助けるために,ところどころ筆者の意見を加えているが,総合的な理解のためには,論文末尾の「文献」に,重要なレビューを挙げておくので,誤解のないよう,詳細はそれぞれ原著を読んでいただきたい。

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