仕事人の楽屋裏
高野利実

2016.11.15

医学部では,病気の治し方が教えられ,多くの医療者が,死を遠ざけることこそが医療の目的だと思っていますが,そんな価値観のもとでは,治らない病気と向き合う患者さんは,見捨てられているように感じてしまいます。患者さんが生老病死と向き合いながらも幸せを感じられるように,医療者としてできることはないだろうか,というのが,私の出発点です。

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