患者が「死亡直前」であることを診断することは,医療者のみならず家族にとっても重要である。科学が進んでも,「患者がいつ死亡するか」はまだはっきり予測することができない。そのため,「う〜ん……そろそろだとは思いますが,“いつ”かははっきり言えないですね。今日明日でもおかしくないですし,数日から1 週間がんばられるかも」といったあいまいな説明にならざるを得ない。
時間,日の単位の余命を予測するための指標たち
─「今日は大丈夫か」「いよいよ今夜か」を見積もる
2016.09.15
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