摂食嚥下障害作業療法の評価ガイド
本書では,「生きるうえでの本質的な作業としての食べること」をテーマにあげ,食べる機能の基礎から,臨床場面での評価,そして問題解決のための介入について言及する。食べることは,人にとって重要なセルフケアであることから,食べることの問題解決に応用できる指南書として役立てることができる。養成校の学生が実習に出る前には,対象者の理解を深めるためのサブテキスト,また基礎から臨床応用まで幅広く役立つ臨床的な書籍となっている。
基礎編としては,食べる機能の構造と機能,食べる機能の発達と加齢による変化について示し,対象者の食べる機能とそれを支える環境の両面について必要な評価を示した。また,臨床場面でのヒントとなるよう,実際の食べることが難しい人たちの評価とアプローチについて詳述した。 卒前教育が不十分でなく,食べるために必要な口腔機能評価や嚥下機能評価が難しいと感じている作業療法士が,人の本質的な作業としての食べることにアプローチできるようわかりやすく解説している。
目次
序章 作業療法の評価と摂食嚥下リハビリテーション
第1章 評価のための基礎ガイド
第2章 機能・環境評価ガイド
第3章 事例でみる評価アプローチ(小児期/成人期)