身寄りのない患者への対応(5)
キーパーソンが不在のなかで本人が意識朦朧としてきたら,どうやって意思決定するか?

2018.05.15

熊谷 靖代
野村訪問看護ステーション


人口の高齢化にともない,厚生労働省は,団塊の世代が75歳以上となる2025年を目途に,重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるように住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供される地域包括ケアシステムの構築を目指している。今後は,病院ではなく在宅や施設での看取りが増えることが予想されるが,認知症高齢世帯や独居などの方の自宅での生活は介護サービスなどが関わっていない場合,今までどのような暮らしをしていたか,看取りでどのような希望を抱いていたか把握することが難しい場合も多く,その意思決定に難渋する場合がある。

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