仕事人の楽屋裏 21
小澤竹俊

2018.05.15

高校時代,どんな仕事に就いたら幸せになれるかと考え,自分がいることで他の誰かが喜ぶ仕事を探しました。最初は,海外で活動したいと思っていましたが,高校時代にマザーテレサの映画をみて,日本で一番苦しんでいる人ため働きたいと考え,医師を志しました。出身は東京でしたが,医療過疎地での医療活動を夢見て慈恵医大卒業後は,山形で7年間学びました。その後,苦しむのは医療過疎地で生活する人だけではなく,命に限りがある人であると考え,31歳のときに横浜甦生病院ホスピス病棟で働くようになりました。そして,どんな病気でも,どこに住んでいても安心して人生最期まで過ごせる社会を目指したいと願い,43歳のときにめぐみ在宅クリニックを開設しました。

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