「もしも…」のことをあらかじめ話し合おう―アドバンス・ケア・プランニングの実践
本人の意向と人生の物語りという観点での最善―治療の差し控えと中止をめぐって

2012.09.15

 筆者は,ガイドラインの文言の起草および共同検討に基づく推敲役をした。また並行して,口から食べられなくなった時に本人・家族が自ら考えて,主体的な選択ができるように援助するための「本人・家族のための意思決定プロセスノート」を作成した。その過程でアドバンス・ケア・プランニングに関連すると思われる若干の点を考えたので,それを以下に提示したい。

この記事の続きは、下記書籍からお読みいただけます。