何があっても,あなたはあなた

2016.06.15

この言葉は自分が実際にかけられて,とても救われた思いになったひと言である。人は人生の中で,それまでの価値観やアイデンティティーを崩されるような体験をすることがある。がんと診断されることもそのうちのひとつあろうし,がんの治療によって自身のボディーイメージが変化したり,日常生活上での制限が加わったりする。病状の進行によっては今まで出来ていたことが出来なくなったり,何か大切なものを手放さなくてはいけなくなったり,そんな体験によって自分の価値観の変更を迫られたり,アイデンティティーが崩れてしまうことがある。

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