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土の宿から 「まなびや-」の風がふく

土の宿から 「まなびや-」の風がふく
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旅のはじまり
第一部 「まなびや-」の風に誘われ
第二部 タイムスリップ
第三部 「まなびや-」の源流-土の会創世期四方山話

その一 はじまり
その二 にわとりが来た
その三 蚊取り線香キャンプ
その四 打ち上げ花火ボランティア
その五 ちょっとそこまで。下関?
その六 油断大敵
その七 厠をかついで鬼から逃げた話(前編)
その八 厠をかついで鬼から逃げた話(後編)
その九 一九九一年の京都にワープ二〇年(前編)
その一〇 一九九一年の京都にワープ二〇年(後編)
その十一 真夜中のラーメンは誰がつくる?
その十二 闘い続けた豆だぬき
その十三 鵜の目 鷹の目 浩子の目
その十四 おばさん、背中でシャチホコせんといて
その十五 「みちゃるほうがええ」けど、和風台所は腰が痛いよ
その十六 電気式車いすは一人力
その十七 幻の土の宿焼き
その十八 「みんなね、なんもかも土にもどるんよ」
その十九 土にもどった万田の母ちゃん

第四部 「まなびや-」の潺-土の会の内から外から

その一 大きな地震の後で
その二 メイヨーの世界
その三 働く権利、働く楽しみ
その四 普通に死にたい
その五 生きがいを求めて
その六 ハートのトランクスの挿し絵を描いて
その七 一宿一飯の極意

おわりに-「まなびやー」への道

緩和ケア 2009年10月増刊号
200040

目次

 Ⅰ. 学び,教えることの意味

1.看取りの文化を学び,教えることの意味
2.緩和ケアにおける信仰的視点と生 死 観
3.成人教育理論における学び,教えること
4.学びやすく教えやすいコミュニケーション技法
―確認型応答の提言
5.武道から考える学び,教えること
―剣道とターミナルケア
6.カウンセリングの本質から考える学び,教えること

 Ⅱ.緩和ケア教育の理念とデザイン

1.緩和ケアにおける教育と今後の展望
2.緩和ケア教育のデザイン
―緩和ケア教育初心者コース
3.共に学び,共に育ち,共に創る緩和ケア

  Ⅲ.現場で使える緩和ケアの教育技法の基本と応用

1.教育技法を展開する意義
2.さまざまな教育技法とその活用
A.事例検討会の進め方,効果的な使い方
B.がん看護に携わる看護師のストレスマネジメント
―看護師のためのサポートグループ活動の実際
C.学びの場の展開とモチベーションの維持・向上
D.デスカンファレンス実施の意味とその実際
E.退院前カンファレンスの準備とその実際
3.実地研修の進め方と使い方
A.医師の実地研修の場と効果的な活用法
B.看護師の実地研修の場と効果的な活用法
C.薬剤師の実地研修の場と効果的な活用法
4.ロールプレイの進め方と使い方
A.ロールプレイの意味,その進め方と使い方
B. SHARE の進め方と使い方
C.模擬患者という立場の意味,その進め方と使い方
5.e-Learning の進め方と効果的な使い方
6.地域連携におけるネットワークシステムの活用
7.医学教育の変革と緩和ケア教育へのヒント
―特に FD と PBL テュートリアルについて

Ⅳ.わが国における緩和ケアの研修・プログラムを知る,学ぶ

1.緩和ケアにおける教育プログラム
―基本教育と専門教育
2.がん診療に携わるすべての医師のための緩和ケア研修会
―PEACE プロジェクト開発の経緯,現状と課題
3.緩和医療専門医認定制度の概要とその内容
4.在宅医療研修プログラムと在宅医療専門医制度
5.がん看護専門看護師,緩和ケア認定看護師の概要とその内容
6.ELNEC-J 指導者養成プログラム―地域・施設における
質の高いエンド・オブ・ライフ・ケアの達成を目指して
7.緩和薬物療法認定薬剤師の役割とその内容
8.ソーシャルワーカーの教育と今後の展望
9.臨床心理士の研修形態とその内容

Ⅴ.海外の教育ツール・プログラムで緩和ケアを知る,学ぶ

1.英国の緩和医学教育
2.米国緩和医療フェローシップ
―今後の日本の緩和医療教育への提言
3.カナダの医学教育と緩和医療
4.オーストラリアの緩和ケア教育プログラム
―モナシュ大学における日本人医療者のための
心のケア・緩和ケア教育プログラム

Ⅵ.ともに学び,教えるために行われていること

1.一般病院で行われていること
A.一般看護師への教育活動―聖隷三方原病院・
認定看護師による教育講座
B.佐久総合病院における研修医教育
2.緩和ケアチームで行われていること
3.緩和ケア病棟で行われていること
A.ピースハウス病院における看護師向け教育プログラム
B.多職種を経験する教育プログラム
4.中間施設で行われていること
5.在宅ケアで行われていること
6.研究会で行われていること
―城南緩和ケア研究会の活動

Ⅶ.緩和ケアの教育体験と学ぶためにふれてみたい作品

1.わたしの教育体験
A.語られない言葉の中に心を聴く
B.教えることは,教えられること
C.学習者が持つポテンシャルを引き出す
D.モルヒネと医学・薬学教育発展の契機
E.ケアの担い手を育てるにはケアを投入する
F.仲間と共に育つ
2.緩和ケアを学ぶためにふれてみたい作品
A.いのちを伝える絵本作品
B.闘病記を用いた授業―意義と今後の課題
C.映画から読み解く生と死
D.人とのふれあいこそ,生きる源―「いのちの授業」の
実践者,山田泉さんと映画「ご縁玉」のこと