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緩和ケア 2011年7月号

緩和ケア 2011年7月号
200052

目次

〔特集〕ことばは難しい―緩和ケアに関するさまざまな用語とその概念

特集にあたって
緩和ケアの用語をめぐる国際的な動き
ホスピスケアと緩和ケア―歴史からみた違いと共通点
緩和医療と緩和ケア―理論と実践の統合を目指して
緩和ケアに関わることばと看護―スピリチュアリティをめぐって
なぜ「緩和医療学会」としたか―学会立ち上げのこころ
緩和ケアのことばエトセトラ
緩和ケアでのことばをめぐるすれ違い―誤解された「家族ケア」
 「緩和ケア」はなぜ誤解されるのか
 「緩和ケア」という言葉と概念を整理してみる

ショートレビュー
 緩和ケアをめぐることばの混乱

らしんばん
 わたしを動かすちから
緩和ケア―日常業務の知恵30
家族への病状説明(2)
緩和ケアチームはその時,どう動いたか?3
 患者家族の希望するケアの調整に難渋した1 例
 「痛くて死にたい」と泣く患者の本当のつらさとは?
医療コミュニケーションの“コツ”4
 食事が美味しくない
いのちの歌
 前向きに
R E P O R T
 第127 回ホスピスケア研究会
 第11 回十和田緩和ケアセミナー
海外事情
 がん患者や家族らへのコミュニティにおけるサポート
 ―サウスオーストラリア州にて
在宅ホスピス物語3
 在宅ホスピスの広がり③―こどもホスピスへの小さなたね
マ ン ガ
 わが家のナースコール
緩和ケア☆ちょっとしたコツ
 在宅で息苦しさに対応するコツ
最期のことば集10
 悲嘆の理解
症例報告
 化学療法を契機に全身痛をきたした症例への治療およびケアに関する考察
 ―線維筋痛症としての診療・日常生活指導を行った肺がん症例
調査報告
 在宅緩和ケアに関する望ましいリソースデータベースとは何か?
 ―多地域多職種を対象とした質的研究
架 け 橋
 緩和ケア×哲学1
コミュニケーション広場
 がん看護における緩和ケアの発展を担う鍵
 ―JSCN-SIG ホスピスケアにおける実践・教育・研究活動の広がり

「生と死」の21世紀宣言 part4-いま求められる学びと実践
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まえがき 萩山祥光

第1部 生から死を、死から生を学ぶ

1)有為の奥山けふ越えて-「相補性」で命を考える 玄侑宗久
2)豊かな「生と死」を支えるもの-共同思索5年の歩みから 柳田邦男
3)「おのずから」と「みずから」のあわい-日本人の死生学の可能性  竹内整一
4)生と死の事実を越える-仏教や密教の大きな役割について 村上保壽

第2部 医療の進歩と宗教による生の共有

1)わが国における医療の課題-社会とともに歩む医学・医療  矢崎義雄
2)自然治癒力を高める病院の志と覚悟-生と死の統合を目指して 帯津良一
3)誰もが苦悩、苦痛から解放されるために-医療の最先端事業で社会に貢献  永田良一
 〈語らい(2)〉 実践をとおして死から生を学び、生を共有する
田村祐樹・髙田正圓・袴田俊英・山折哲雄・黒田裕子・井上ウィマラ・川越 厚

あとがき 柳田邦男
(〈語らい〉のお名前は発言順)

臨床力をつける緩和ケアの32章
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1 診療基本ユニットと身体システム
2 対面と問診1-良い問診への準備
3 対面と問診2-がん患者から何を聞くか
4 診察と検査
5 評価・計画をする前の基本的考え
6 評価・計画1-患者・家族の意思確認と全身状態の評価
7 評価・計画2-経過予測
8 評価・計画3-予後予測
9 評価・計画4-症状評価・一般身体評価
10 評価・計画5-血管ラインの保持性
11 計画実施と入院後の管理1-Problem List と日常記録の要点
12 計画実施と入院後の管理2-各種検査とその実施頻度
13 計画実施と入院後の管理3-治療内容の吟味
14 計画実施と入院後の管理4-輸液療法の適応と実践
15 症状緩和10-がん患者の各種症状に対する薬物療法
16 症状緩和20-症状緩和のための薬物療法のノウハウ
17 症状緩和30-がん性疼痛の性状を理解する
18 症状緩和40-治療の前に行う疼痛の診断
19 症状緩和50-疼痛対策チェックリストと鎮痛薬の分類
20 症状緩和60-疼痛対策チェックリストの活用法
21 症状緩和70-疼痛に対するオピオイドの使い分け
22 症状緩和80-患者の精神状態に合わせた治療,レスキューの使い方
23 症状緩和90-オピオイドの効果判定,副作用対策
24 症状緩和10-オピオイドローテーション,難治性疼痛への対応
25 症状緩和11-がん性疼痛ガイドラインに基づく対応
26 症状緩和12-嘔気・嘔吐の鑑別診断と制吐剤の選択肢
27 症状緩和13-嘔気・嘔吐に対する治療の実際
28 症状緩和14-呼吸困難の原因とその対応
29 予後週単位でのケア1-呼吸困難/体液過多の予防,嚥下障害への対応
30 予後週単位でのケア2-せん妄への対応,鎮静
31 家族への病状説明1-家族は何が気にかかるか
32 家族への病状説明2-家族へ何をどのように伝えるか

臨床をしながらできる国際水準の研究のまとめ方 がん緩和ケアではこうする
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I 研究論文を書く前に

A 研究論文の周辺
B 論文を書く,その前に原著論文の査読のシステムを知る
 1)原著論文の投稿・査読・出版までの流れ
 2)査読の価値
 3)原著論文で評価の対象となる点
C 論文を書くための覚え書きとまとめ
 1)書く順番
 2)同じようなテーマの原著論文を真似して書く
 3)全体の流れを一貫させ,強調したいことが一本通るように書く
 4)短く,短く,短く
 5)文献数は知っている文献の半分くらいに
 6)抄録は,抄録だけを読んで分かるように
 7)略語を使わない
 8)文中に出てくる似たような言葉はすべて同じ言葉を繰り返して使う
 9)査読への対応
 10)英語で書く時の注意
 11)緩和ケアに関連した英文誌の特徴

II 論文を書こう

A 〈はじめに〉を書く
 1)書き始める前の注意点
 2)研究の主要な目的を明確に書く
 3)〈はじめに〉のまとめ
B 〈対象・方法〉を書く
 1)書き始める前の注意点
 2)〈対象〉を書く
 3)〈方法〉を書き出す
 4)調査項目・調査方法を書く
 5)定義を書く
 6)悩ましい解析
 7)〈対象・方法〉のまとめ
C 〈結果〉を書く
 1)対象者の背景を書く
 2)〈結果〉を書く
 3)〈結果〉のまとめ
D 〈考察〉を書く
 1)〈考察〉を書く
 2)Morita-style で〈考察〉を書く
 3)〈考察〉のまとめ

III 統計の“きも”に(だけ)詳しくなる

A p 値の「意味」をきちんと知る
 1)p 値は確率なので,絶対値で示す
 2)p 値は症例数に依存するから,数値の信頼区間を書く
 3)統計学的有意差と臨床的に意味のある差を区別する
 4)p 値についてのまとめ
B 交絡因子について知る
 1)1 つ目の例:嘔気・嘔吐の前後比較研究
 2)2 つ目の例:体動時痛の前後比較研究
 3)交絡因子の扱い:制御と補正
 4)交絡因子のまとめ
C Intention-to-treat analysis
 1)例:Intention-to-treat analysis をしていない前後比較研究
 2)Intention-to treat analysis のまとめ
D 多重検定と Bonferroni 補正
E サンプルサイズの計算

IV 学会抄録・研究計画書を書こう

A 学会抄録の書き方:実際の指導例
 1)同じ内容を整理することにより短く明瞭にする
 2)具体的な数値が入っていない抄録を具体的にする
 3)学会発表の抄録の書き方のまとめ
B 研究計画書の書き方:実例
 1)日常臨床のオーディット調査(観察的研究)
 2)前後比較研究
 3)アンケート調査
 資料 1 日常臨床のオーディット調査の研究計画書の例
 資料 2 前後比較研究の研究計画書の例
 資料 3 アンケート調査の研究計画書の例

V 査読コメントへ返答する,査読者の立場になる

A 査読の概要と返答の仕方
 1)査読は社会貢献
 2)Peer-review の意味
 3)査読は自分の意見を言う場所ではない,理由を明確に
 4)統計が分からない
 5)テーマが自分のテーマと違う
 6)査読の返事の書き方
 7)「著者へのコメント」の書き方
 8)まとめ
B 受理された論文
 1)査読コメント
 2)査読の結果を読む
 3)「英語」について
C 謝絶された論文
 1)謝絶コメント
 2)査読の結果と修正
 3)いくつかの査読者のコメント
D まとめ

VI 年度で追う投稿論文とその背景

 
A 1995~1997 年
B 1998~1999 年
C 2000~2001 年
D 2002~2004 年
E 2005~2007 年
F 2008~2010 年
G 通して振り返って

おわりに

コラム

臨床の楽しい誤変換(1)
臨床の楽しい誤変換(2)
臨床の楽しい誤変換(3)
「結論を飛躍させない」とはどういうことかを小学生の国語の問題から
身内のネタで申し訳ありません(1)
身内のネタで申し訳ありません(2)
ひとの誤変換も見逃しません(1)
ひとの誤変換も見逃しません(2)
臨床のちょっとエッチな誤変換(1)
臨床のちょっとエッチな誤変換(2)
メールでの誤変換(1)
メールでの誤変換(2)
メールでの誤変換(3)

50代からはじめるユーモア ゴルフと川柳
52

はじめに

ゴルフとユーモア川柳

 川柳ゴルフ
 本音と建前
 キャディさんいろいろ
 池とバンカー
 イメージと現実
 メンバーに恵まれる
 傘ゴルフ
 距離と方向
 フォーパット
 大叩き
 ゴルフ焼け
 ライバル
 継続は力

 言い訳と弁解
 レッツゴー川柳
 ゴルフはメンタル

ゴルフのジョークと迷言

 なぞ解きジョーク
 ゴルフジョーク 其の壱
 ゴルフジョーク 其の弐
 ゴルフ「名言(迷言)」

おわりに

活動分析アプローチ-中枢神経系障害の評価と治療-【第2版】
51

1章 活動分析アプローチの概念と効果の検証

1. 活動分析の基本と実践への応用
2. 活動分析アプローチの臨床研究

2章 上肢機能へのアプローチ

1. 上肢機能の理解とアプローチ
2. 痙性上肢
3. 弛緩性上肢
4. 感覚障害
5. 失調症状
6. 肩の痛み
7. 浮腫手
8. 作業活動の応用(木工を例として)

3章 ADL・IADLへのアプローチ

1. 成人片麻痺者におけるDAL・IADLの理解とアプローチ
2. 起居活動:ベッド
3. 起居活動:布団
4. 起居活動:手すりと移乗動作
5. 更衣活動
6. トイレ活動
7. 入浴活動
8. 整容活動
9. 調理活動
10. 家事活動
11. ポジショニング

4章 高次脳機能障害へのアプローチ

1. 脳血管障害に伴う高次脳機能障害の理解とアプローチ
2. 失行・失認
3. 失語症
4. 半側空間無視
5. 情動と拒否
6. 記 憶
7. 覚 醒
8. 認知症

5章 食事へのアプローチ

1. 食事の障害の理解とアプローチ
2. 食事のための機能的座位(重力環境を生かした姿勢適応)
3. 先行期における姿勢
4. 先行期における感覚情報
5. 口腔内知覚
6. 口腔内の運動(舌)

6章 移動へのアプローチ

1. 移動の障害の理解とアプローチ
2. 支持面への適応と床上動作
3. 車椅子駆動
4. 移動空間
5. 応用歩行
6. 自動車の乗り降り

索 引