『緊急事態宣言』発令解除への弊社の対応(ご注文、お問い合わせなど)
ホーム > 2010年 > 6月

秘伝 臨床が変わる緩和ケアのちょっとしたコツ

秘伝 臨床が変わる緩和ケアのちょっとしたコツ
47

まえがき 森田達也

I 症状の「治せる」原因を見落とさない!

1.「眠れない・トイレによく行く」患者さんが,実はアカシジア 新城拓也
2.せん妄のいろいろな治せる原因
2.-(1)慢性硬膜下血腫 鄭 陽
3.-(2)ビタミン欠乏 大西秀樹,他
4.-(3)H2-blocker 藤井志郎
5.緩和ケア医は新しいがん病変を早く見つける 森田達也
6.「がん」の診断を見直すことが必要な時もある 天野功二
7.筋肉痛や廃用の痛み対策にはリハビリテーションを考える 安部能成
8.薬剤性錐体外路症状を見逃さない 余宮きのみ
9.頻尿・便しぶり-骨盤の中に腫瘍はありませんか? 助川明子

II 痛みのマネジメントのコツ

■A■これでうまくオピオイドが導入できる■

1.生活で困っていることに焦点をあてて説明する 余宮きのみ
2.外来で「あの薬はもう二度と使いたくない」という思いへの配慮 林ゑり子
3.「説得する」のではなく,「過去の経験」を聞く 森田達也
4.レスキューを保険薬局で試し飲みし,数日間電話でモニタリング 前堀直美
5.「運転したい」人へのもうひとねばりの鎮痛 森田達也
6.外来患者さんのオピオイドへの不安のサポート 林ゑり子
7.7投与数日はジプレキサ(R)できっちり制吐する 新城拓也
8.ペンタジン(R)を短期間併用する 森田達也

■B■オピオイドを定期投与してもうまくいかない時■

9.セルフマッサージの指導 井野明子
1.リハビリテーションで鎮痛できる工夫 安部能成
11.アセトアミノフェンを工夫する 余宮きのみ
12.「オピオイド」1種類でだめなら併用も考える 森田達也
13.「痛い,痛い」アロディニア-オピオイドを増やしすぎ? 新城拓也
14.飲んでもだめなら塗ってみる
14.-(1)ケタミン軟膏 間宮敬子
15.-(2)カプサイシンクリーム,モルヒネジェル 伊藤智子

■C■効かないレスキューをちゃんと効かせる■

16.メカニズムに合わせて突出痛を見極める 冨安志郎
17.レスキューを投与量,投与経路から見直す 松尾直樹
18.PCAポンプで突出痛に対応する 関根龍一
19.PCAポンプのつなぎ方を工夫する 小山佐知子
20.入院中のレスキュードーズ-自己管理で時短を! 林ゑり子

■D■投与経路や投与方法を工夫する■

21.モルペス(R)細粒とオキノーム(R)散の経鼻管投与法 国分秀也
22.乳脂溶剤(エンシュア・リキッド(R)など)に溶いて投与する方法 吉澤明孝
23.デュロテップ(R)MTパッチを剥がれにくくする工夫 高橋浩子
24.小さいテープ(デュロテップ(R)パッチ)を使った外来や自宅での工夫 新貝夫弥子
25.フェンタニルパッチ(3日間リザーバー型製剤)を48時間おきに貼付する 国分秀也

III 痛み以外の身体症状マネジメントのコツ

■A■呼吸困難■

1.呼吸困難への酸素投与の便利ワザ 吉本鉄介
2.モルヒネの効きやすそうな呼吸困難を見分ける 田中桂子
3.デュロテップ(R)パッチでの呼吸困難にモルヒネを始める時のコツ 鄭 陽
4.すぐたまってしまう胸水をコントロールする 脇田和幸
5.「咳で苦しい」時のコデインの上手な使い方 森田達也
6.苦しくない喀痰管理の工夫 藤本亘史

■B■食欲不振■

7.食べるための小さな工夫 東口高志
8.家族に対して食事の内容のアドバイス以外で支援できること 風間郁子

■C■プリンペランだけではない嘔気・嘔吐の症状緩和■

9.消化器がんの吐き気にノバミン(R)を上手に使う 中橋 恒
10.普通の薬で吐き気が緩和できない時-(1)コントミン(R) 土井千春
11.-(2)ハイスコ(R),ブスコパン(R) 今井堅吾
12.-(3)非定型抗精神病薬 新城拓也
13.「歯磨きで吐き気が起きる」時の対策 大野友久
14.「食べられない患者さん」に経鼻胃管(NG)をうまく使うための工夫 藤本亘史

■D■便秘■

15.頑固な便秘にエリスロマイシン 茅根義和
16.ラクツロース(R)シロップが飲みにくい時にゼリー製剤(カロリールゼリー(R)) 茅根義和
17.ラキソベロン(R)の眠前服用で夜中に便が出たり,お腹が痛くなる時の工夫 茅根義和
18.緩下剤で便通コントロールがうまくいかない時 高橋浩子

■E■腹水■

19.何度も穿刺が必要な時
19.-(1)漏れない皮下トンネルの作製 松尾直樹
20.-(2)アロンアルファA(R)を使う 新城拓也
21.在宅でもできる腹水穿刺時のケア 宇野さつき
22.腹部膨満感で薬以外にできること 柏木夕香

■F■倦怠感■

23.眠気ざましにベタナミン(R)を試してみる 田 中桂子
24.倦怠感の緩和にリハビリテーションを考える安部能成
25.倦怠感に薬以外でしていること 津金沢理恵子

■G■見逃されがちな口腔の症状■

26.「舌がざらざらする」口内炎を早く見つける 井野明子
27.見逃されがちな治せる口腔カンジダ症 大野友久
28.「義歯が安定しない」「口の中が痛い」際の義歯についてのちょっとした知識 大野友久
29.口内炎に白金ナノコロイド口腔洗浄液 茅根義和,他
30.口が渇く時のケアの技 嶋中ますみ
31.口渇対策,ガムの種類にひと工夫 佐野元彦
32.放射線治療とカンジダ菌の関係 高瀬久光

■H■難渋する皮膚の症状■

33.滲出液や排液のケアには高分子ポリマーを使う 次藤美穂,他
34.がんによる皮膚創傷の痛み・かゆみに紫雲膏 久永貴之
35.在宅での自壊創,リンパ浮腫のケア 宇野さつき
36.流しやすい親水軟膏を基剤に使う 茅根義和
37.皮膚病変の出血を止めるにはエピネフリン(ボスミン(R))含有親水軟膏 茅根義和
38.むくみをみたら,NSAIDsをやめてみる 安保博文

■I■その他の症状■

39.尿バルーンが紫色になるのはなぜ? 新城拓也
40.亡くなる前の身体の変化 新城拓也

IV たかがルート,されどルートについてのコツ

1.末梢ラインがとれない時に-(1)皮下輸液 佐藤隆裕
2.-(2)肘から中心静脈カテーテル 山田理恵
3.-(3)鼠径部から中心静脈カテーテル 松尾直樹
4.毎日,皮下注射を行う場合は留置しておく 松尾直樹
5.眠れない時の睡眠薬の単回皮下投与 金石圭祐
6.舌下で使おう-(1)レペタン(R),ドルミカム(R) 佐藤恭子,他
7.-(2)ハイスコ(R) 池永昌之

V ステロイドを工夫して使うための知恵

1.副作用を最小限に抑えるステロイドの上手な使い方 中橋 恒
2.めったにないけど,ステロイドの重篤な副作用に気をつける 森田達也
3.ステロイドの副作用による多毛のケア 足立美香

VI 精神症状のマネジメントのコツ

■A■精神科医でなくてもできるマネジメントのコツ■

1.せん妄を的確にとらえ,対応する 和田 信
2.患者さんを傷つけずに認知機能障害を評価する 奥山 徹
3.眠れない時にはコントミン(R)を少し合わせる 大谷弘行
4.コントミン(R)静注で効きすぎる時には持続皮下注を使用してみる 東健二郎,他
5.どうしようもない時にはヒルナミン(R)を使う 東健二郎,他
6.どうしても眠れない時に短時間型バルビツレートを使用する 松尾直樹
7.せん妄なのか,アカシジアなのか分からない時の対応 明智龍男
8.せん妄の原因となる尿閉と宿便を必ずチェックする 田口賀子
9.イライラには抑肝散を使ってみる 金子明代,他
10.性格が問題と思われている人の中には結構,双極性感情障害の人がいる 三木浩司

■B■せん妄について分かりやすく伝えるコツ■

11.せん妄を分かりやすく説明する-(1)脳の疲れが原因 松尾直樹
12.-(2)モルヒネだけではない原因 大谷弘行
13.終末期せん妄を体験している家族へのケアのコツ 井村千鶴
14.自宅でせん妄が起きる場合の家族へのケアのコツ 宇野さつき

VII コミュニケーションのコツ

■A■何と声かけをしていいのか?難しい質問に答える■

1.寝たきりの患者さんに「歩きたい」と言われたら 余宮きのみ
2.「見つけるのが遅すぎた」と自分を責めたり,誰かを責めたりする時に 末永和之
3.「あと,どれくらい生きられるのですか?」と聞かれたら 上杉和美
4.患者さんのつらさに「何もしてあげられない」と思う時 小澤竹俊
5.怒っている患者さんや家族を前にして 藤本亘史
6.患者さんの死を前に動揺している家族のケア 中島静枝
7.鎮痛薬を使いたくない患者さんに寄り添うには 向井美千代
8.患者さんが「分かってもらえた」と感じられるために 中村めぐみ

■B■患者さんの希望を引き出すためのコツ■

9.「もう少し楽なほうがいいですか?」と尋ねる 余宮きのみ
10.患者さんが自分の思いを伝えるためのきっかけをつくる 宍戸英樹
11.身近なスピリチュアルケアへのいくつかの工夫 足立美香
12.化学療法に希望を持つ患者さんの緩和ケア病棟への移行には 向井美千代

■C■より良いコミュニケーションのコツ■

13.コミュニケーションのPOSSIBLE理論 高瀬久光
14.ポジティブにとらえる会話のコツ 末永和之
15.緩和ケアチームと各診療科とのコミュニケーション 和田 信

あとがきにかえて

臨床作業療法 2010年6月号
300035

特集 がんばってます 転びました 新人OT—新人だからこそたくさん失敗しよう!

1 人職場でがんばってます—介護老人保健施設から 嶺岸 裕子 他  100
「えっ!これってあり?」—救急病院で鍛えられた 1 年目 武田  学  105
先輩からのアドバイス—リハビリテーションセンターでの気づき 黒岡 育美  110
子どもたちに遊ばれながら—発達障害領域で学んだこと 西口 貴子  114
作業療法の魅力—精神科領域における取り組みから 石塚 裕大  118
地域で働くって…—精神科領域での訪問を通して 増田和歌子  122
ベテラン作業療法士から伝えたいこと
今の悩みは明日への土壌 繁野 玖美  127
みんな昔はそうだった…のだろうか? 黒澤 淳二  128
人との出会いが成長の糧となる 三沢 幸史  130
作業療法のたどりつくところ 土井 勝幸  131

あのころ・今

これからの使命 川口 淳一  90

ライト☆すぽっと

リンパ浮腫ケアは心と身体のケア—暮らしのなかで生まれた病気を暮らしのなかで改善してゆく 佐藤佳代子  92

連載

Welcome to 在宅リハビリテーション⑲
訪問リハとの出会い 百留あかね  133

お家を変えよう! 住宅改修⑧
認知症・全盲・1 人暮らしの婦人を配慮した住宅改修① 吉田 誠治  135

関西弁精神科医の戯れ言⑩ 
やっぱり,うちがええわ! 森田 俊彦  140

子どもといる風景 diary⑲ 
伝える 香村 朱美  145

がん患者のリハビリテーション②
がんとは何か?—細胞の存続と個体死の狭間 安部 能成  148

活動分析アプローチ—ピタッときたこの時⑧
家事・育児に向けた機能回復アプローチ—育児動作が引き出す運動機能 高村 裕子  153

現場で使えるアクティビティ⑭ 
交流しながら楽しく調理 山本 真樹  158

冠難辛句
病むことを 山根  寛  169

一枚の絵
今だからできること—みんなでつくる福祉祭り 小倉 ネン  137

パント末吉のどこでも遊ぼ!⑲
芝ゴロ石コロ パント末吉  138

REPORT 
全国回復期リハビリテーション病棟連絡協議会第 15 回研究大会 in 静岡三島 鮎川 涼子  142
日本作業療法士協会作業療法フォーラム 池田 千恵  143

瓦版
「チーム医療推進協議会 第 1 回シンポジウム」に参加して考えたこと 澤  俊二  160

コミュニケーション広場

心のリハビリ「リレー・フォー・ライフ」 平田 雪香  162

アラカルト

既刊案内 104
インフォメーション 164
投稿・執筆規定 167
次号予告 170