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臨床作業療法 2014年11・12月号

臨床作業療法 2014年11・12月号
300062

特集 5疾病を作業療法士の視点から見直す

がんに向き合う作業療法の今―「がん対策推進基本計画」に基づき作業療法士の役割を再考する 田尻 寿子 343
脳卒中に向き合う作業療法の今 澤 俊二 350
心疾患に向き合う作業療法の今 志水 やよい 357
糖尿病に向き合う作業療法の今と可能性 百田 貴洋 363
精神障害に向き合う作業療法の今―広がる精神科領域のフィールド 遠藤 真史 370
医療計画を実行する作業療法―5疾病への向き合い方 渡邉 忠義 376

連載

■スキル
臨床心理学を作業療法の場で実践する

リハビリが必要だが,なかなか動いていただけない方への作業療法 田尻 寿子,他 404

回復期リハビリテーション病棟におけるチームアプローチ
チームアプローチ強化のための多職種理解 印藤 佳子 410

イラストで見る脳卒中片麻痺患者へのアプローチ
ADL障害の理解と介入② 渕 雅子 414

■レクチャー
お家を変えよう! 

骨粗鬆症による骨折と住宅改修② 児玉 道子 401

コラム

■Opinion
らんどまーく

“過去”を振り返り,“今”につなぎ,“今”を大切に積み上げ,“未来”をつなぐ 灘 裕介 340

ちょっといいですか? 
共存社会について(その2) グループ・ピアズ 394

■ライフ
作業療法のアイデンティティー

認知症の方との関わりの中で見つけたアイデンティティー 松浦 篤子 380

女性OTひとりで悩まないで
妊娠中の働き方―仕事と心身のケア 宇田 薫,他 388

ぼくのリハビリ物語
研修会に参加して 藤井 規之 390

■View
一枚の絵

みんなの個性が手をつなぐ 岡田 葉子 385

パント大吉のどこでも遊ぼ!
ドングリパッ! パント大吉 386

掘り起こせ“やる気”OTスコップ隊 認知症の人編
軽度認知症の人への料理活動(その3) 上城 憲司,他 398

アラカルト

はじまりのことば   巻頭色頁
カメラマン川上哲也の見た世界   目次前
本の街道 そぞろ歩き  397
書評  400, 420
インフォメーション  421
既刊案内  399
次号予告  424

緩和ケア 2014年11月号
200076

目次

〔特 集〕緩和ケアセンターと緩和ケアチームの変化-新指針が現場にもたらしたもの

●特集にあたって…木澤義之,他
緩和ケアセンターと緩和ケアチームの指定要件から読み解く今後の緩和ケアの方向性…加藤雅志
がん看護カウンセリングの実践…向井未年子
緩和ケアのスクリーニング─エビデンスと実践…森田達也
緊急緩和ケア病床の運営…池垣淳一
緩和ケアチームによる外来診療と地域連携…原 一平

〔速 報〕

2014 年度 診療報酬改定と“緩和ケア”への影響〈2〉
2014 年度 診療報酬改定の概要と緩和ケアに関する診療報酬一覧… 秋月玲子

〔連 載〕

◆がんによるお金の相談,増えてます。〔最終回〕
障害年金診断書の作成─記載事例と注意したいポイント…石田周平
◆家族ケアのツボ〈3〉
意見がバラバラな家族。話し合いをしてほしいのに…児玉久仁子
◆生活をみる! 放射線療法の看護ケア〈1〉
頭頸部がんの放射線療法─栄養サポート・口腔ケア・皮膚ケアが要…遠藤貴子
◆エシックスの知恵袋〈1〉
その患者さんの意向,真に受けちゃってもいいのかな?…瀧本禎之,他

〔コラム1〕

●らしんばん〔最終回〕
源流に遡る,そして河を下る…志真泰夫
●CURRENT ISSUE
マインドフルネス」とセルフケア教育への取り組み─オーストラリア・Monash 大学の教育プログラム…土屋静馬,他

〔コラム2〕

○コミュニケーション広場
がんプロフェッショナル養成基盤推進プラン事業 帝京サマースクールを開催して…有賀悦子
○いのちの歌〔最終回〕
母と私の富士山…朝倉雲鶴
○海外事情〔最終回〕
英国の“ケアラー”支援の取り組み-Caring with Confidenceの実践…Linda Cairns,他

〔投 稿〕

◇調査報告
泌尿器科領域のがん疼痛に対するオピオイド長期使用成績…中根明宏,他
◇症例報告
リハビリテーションを行い一時退院が可能であった進行期大腸がん患者の1 例…横山義信,他

臨床作業療法 2014年9・10月号
300061

特集 作業するってなんだろう―作業を身近に感じてみませんか

身近に感じる作業とは 多良 淳二 271
人と作業―食べるということを考える 大場 耕一, 276
地域リハビリテーションにおける「作業」とは 手島 智康,他 281
作業の作業療法士的な捉え方 沖邊 裕樹 286
作業は「ヒト」を価値のある「人間」にする 明田 繁 290

連載

■スキル
【新連載】臨床心理学を作業療法の場で実践する

「関わりづらさ」の背景にあるもの 田尻 寿子,他 313

回復期リハビリテーション病棟におけるチームアプローチ
多職種との情報交換とコミュニケーション技術―さまざまな場面での情報交換とコミュニケーションを円滑に行う工夫 印藤 佳子 317

■レクチャー
お家を変えよう! 

認知症とインテリア 児玉 道子 309

コラム

■Opinion
らんどまーく 

北風の関わり,太陽の関わり 朝倉 起己 268

ちょっといいですか? 
共存社会について(その1) グループ・ピアズ 306

■ライフ
女性OTひとりで悩まないで 

妊娠中の働き方―つわりがひどい時2 宇田 薫,他 300

ぼくのリハビリ物語 
なぜ,ひとり暮らしをしたのか? 藤井 規之 302

作業療法のアイデンティティー 
昔があるから今がある 志井田 太一 321

■View
一枚の絵 

私たちのお祭り 岡田 葉子 297

パント大吉のどこでも遊ぼ! 
河原で積石くずし パント大吉 298

■レポート
第4回 日本訪問リハビリテーション協会学術大会in熊本 松浦 篤子 324

編集部が見つけたトキメキ発表

第16回 世界作業療法士連盟大会・第48回 日本作業療法学会
カ‌ンボジア,ラオス,ミャンマ,ベトナムに作業療法の種をまこう―オンライン教育を活用した連携アプローチ 林 由美子,他 325
医療から地域へつなぐ外来作業療法が奏功した生活期脳出血の1例 村瀨 あゆ美,他 327

アラカルト

はじまりのことば   巻頭色頁
カメラマン川上哲也の見た世界   目次前
書評  295
本の街道 そぞろ歩き  312
インフォメーション  329
既刊案内  320
次号予告  333

「生と死」の21世紀宣言 part6-苦しみの意味と再生への道
72

まえがき 髙松哲雄

1 震災後の人間(1)

「被災者」から「震災経験者」に変わる日 菅野 武

2 震災後の人間(2)

たくさんの人が亡くなった後で-準備のない死をどう受け止めるか 池澤夏樹

3 自死3万人、再生の道(1)

「生きなおす力」を探る-悲しみこそ真の人生のはじまり 柳田邦男

4 自死3万人、再生の道(2)

悲しむ力から育む力へ-見守る息づかいとしてのスピリチュアリティ 井上ウィマラ

5 語らい

危機の時代における生と死 柳田邦男・池澤夏樹・井上ウィマラ・井村裕夫・菅野 武・森崎雅好

あとがき 柳田邦男

緩和ケア 2014年9月号
200075

目次

〔特 集〕緩和ケアの症状マネジメント up to date

●特集にあたって…森田達也,他
緩和ケアにおける薬物療法のup to date─倦怠感と化学療法後神経障害性疼痛…白土明美,他
向精神薬の選び方up to date…上村恵一
呼吸困難に対する非薬物療法のup to date…高尾鮎美,他
倦怠感に対する非薬物療法のup to date…山本知美,他
補完代替療法のup to date─マッサージとアロマセラピー…山本瀬奈,他

〔速 報〕

2014 年度 診療報酬改定と“緩和ケア”への影響〈1〉
がん患者指導管理料」の概要…渡邉眞理
2014 年度 診療報酬改定と医療介護総合確保推進法に伴う,緩和ケア病棟の位置づけと今後…木下寛也

〔連 載〕

◆家族ケアのツボ〈2〉
説明を受けても納得しない家族にどう声をかけたらいいの…児玉久仁子
◆がんによるお金の相談,増えてます。〈3〉
障害年金診断書の作成─請求と認定要領編…石田周平

〔コラム1〕

●らしんばん
患者の気持ちを可視化する大切さ─ツールを使い,患者の生活の質を向上させる… 鈴木信行
●TOPICS
私のターミナルケアと看取りへの疑問とその解決の方向をさぐる─「ビハーラケアと日本的ケアの可能性」での提言…黒岩卓夫
●実践レポート
サポートグループ「がんカフェ」の立ち上げと現状… 高世秀仁,他

〔コラム2〕

○いのちの歌
パワー全開…朝倉雲鶴

〔投 稿〕

◇原 著
乳がん患者の夫の心身不調と相談行動…富田眞紀子,他
がん疼痛に対するオキシコドン持続皮下注法の後ろ向き検討…梶山 徹,他

臨床作業療法 2014年7・8月号
300060

特集 作業を手段に治療するということ―レッツ作業療法! 治療的作業カタログ

作業を手段に治療する―その基礎知識 川 雅弘 183
作業で身体機能を治療する 桐竹 真由美, 188
作業で片麻痺を治療する 三瀬 和彦 193
老年期において作業で治療する 浅野 有子 201
統合失調症を作業で治療する 青山 尚幸 208
小児療育において作業で治療する 杉谷 武人 216

連載

■スキル
回復期リハビリテーション病棟におけるチームアプローチ

作業療法士が他職種から求められていること,果たすべき役割 濱中 将 222

■レクチャー
お家を変えよう! 

糖尿病と住宅改修 児玉 道子 228

発達領域におけるIT活用支援 

2次障害の予防と対策・制度,社会資源について 髙橋 知義 241

コラム

■Opinion
らんどまーく

“作業”を創出する―競争から共創へ,持続可能な社会の構築を目指して 寺門 貴 180

ちょっといいですか?
障害の受容について グループ・ピアズ 238

■ライフ
女性OTひとりで悩まないで 

妊娠中の働き方―つわりがひどい時 宇田 薫,他 230

ぼくのリハビリ物語 
ぼくの食事 藤井 規之 232

作業療法のアイデンティティー
Occupation:価値を転換し 生きる力を与えるもの 毛利 雅英 247

■View
掘り起こせ“やる気”OTスコップ隊 認知症の人編

軽度認知症の人への料理活動(その2) 上城 憲司,他 225

パント大吉のどこでも遊ぼ!

ツルゴルフ? パント大吉 226

一枚の絵 
手づくりの友 岡田 葉子 235

■レポート
「よこすか片マヒ希望の会」による,『言葉のきずな』自主上映会 岡 晶子 236

アラカルト

はじまりのことば   巻頭色頁
カメラマン川上哲也の見た世界   目次前
インフォメーション  254
書評  257
既刊案内  192
次号予告  258

緩和ケア 2014年7月号
200074

目次

〔特集〕死が近づいた時の症状マネジメント─ 質の高いエンドオブライフ・ケアを実現するために

特集にあたって…志真泰夫,他
死が近づいた時の症状マネジメントの重要性…志真泰夫,他
呼吸困難のマネジメント… 坂下明大,他
疼痛のマネジメント… 木内大佑,他
気道分泌・死前喘鳴のマネジメント…小田切拓也,他
せん妄・興奮・身の置き所のなさへの対応…木下寛也
在宅での急変に関する対応─終末期がん患者の「急変死亡」からみえること…鈴木道明,他

〔連 載〕

◆家族ケアのツボ1
泊りがけの介護で疲れた家族に休んでほしいけど… … 児玉久仁子
◆がんによるお金の相談,増えてます。2
障害年金とは?─アドバンス編…石田周平
◆わたしのちょっといい話
あの初夏の午後に感じたこと …鈴木 央

〔コラム1〕

●らしんばん
人の死を悼む時に─医療者の文脈と患者・家族の文脈…児玉久仁子
●実践レポート
地域の高齢者ケア関係者を対象とした死の教育の実践…木股貴哉,他
●海外事情
英国リバプール大学の緩和ケア卒前教育2─緩和ケア実習を視察して … 飯嶋哲也

〔コラム2〕

いのちの歌
ちょっと,変わってきましたよ …朝倉雲鶴

 

〔投 稿〕

短 報
患者の意思を尊重した在宅療養の実現に取り組む緩和ケア病棟看護師のストレス…市川 歩,他

奏であういのち-脳性まひとALSの人たちをめぐる物語-
71

プロローグ

第一章 支援者との深い信頼関係の構築で実現した、自立生活-藤亜里佳と加藤奈津美と宮崎由紀子

第二章 母との二人三脚と、親友・ポチとの出会い-金善栄と金文子とポチ

第三章 良き理解者に恵まれた、“言葉で作る料理人”-實方裕二と森薗卓朗

第四章 形を変えつつも取り組み続ける、障がい者自立運動-福永年久と水谷安良

第五章 強い絆で結ばれた、「でこぼこコンビ」-木村浩子と松田直代

第六章 ALSを踊る甲谷のかたわらで、芸術と医療と福祉をつなぐ友人たち-甲谷匡賛と由良部正美と志賀玲子

おわりに

エピローグ

主要参考文献・資料

臨床作業療法 2014年5・6月号
300059

特集 認知症初期集中支援チーム始動!

編集担当:苅山和生,小川敬之

認知症初期集中支援チームと作業療法 小川 敬之 92
認知症初期集中支援チームでの作業療法士の役割 村島 久美子,他 99
認知症施策における市町村や地域包括支援センターでの作業療法士の役割 佐藤 和彦 107
多職種連携による認知症の在宅支援 小川 敬之 112
認知症初期集中支援チームに家族が期待すること 谷川 良博,他 118
認知症初期集中支援チームの将来のかたち 苅山 和生 123

ライト☆すぽっと

作業療法は,人と人との関わりそのもの―病いとどう生きるかを,ともに考える― 山根 寛 86

連載

■スキル
回復期リハビリテーション病棟におけるチームアプローチ

回復期リハビリテーション病棟でのチームアプローチの必要性と当法人の工夫 峯下 隆守 149

イラストで見る脳卒中片麻痺患者へのアプローチ 
ADL障害の理解と介入① 渕 雅子 163

■レクチャー
お家を変えよう! 

認知症と住宅改修① 児玉 道子 132

発達領域におけるIT活用支援 
コミュニケーションへの支援 長野 清一郎 153

コラム

■ライフ
あのころいま 

遠回りし続けてきた夢 茂木 有希子 84

女性OT☆ひとりで悩まないで 

育児と仕事の両立 宇田 薫,他 134

ちょっといいですか?
心のケア グループ・ピアズ 140

ぼくのリハビリ物語
コミュニケーションは目で,パソコンは足で 藤井 規之 145

作業療法のアイデンティティー
すべての子どもの作業を可能にする社会を目指して 辻 薫 158

■View
掘り起こせ“やる気”OTスコップ隊 認知症の人編

軽度認知症の人への料理活動(その1) 上城 憲司,他 129

パント大吉のどこでも遊ぼ! 
花見で人探し パント大吉 130

■編集部が見つけたキラリ発表
回復期リハビリテーション病棟協会 第23回 研究大会in名古屋

「孫に絵本を読んであげたい」純粋失読が改善した1事例 米山 千佳,他 136
早出介入において更衣動作が自立した1症例―回復期リハビリテーション病棟での「しているADL」の取り組みについて 渡辺 正人,他 138

アラカルト

はじまりのことば   巻頭色頁
カメラマン川上哲也の見た世界   目次前
インフォメーション  143
書評  170
既刊案内  111
次号予告  172

緩和ケア 2014年6月増刊号
200073

目次

 第Ⅰ部親が がんになったとき―(未成年の)子どもと家族の理解

A.がんになった親をもつ子どもへの支援の現状と課題……小澤美和
B.がんになった親,子ども,他の家族の体験とその支援
1.子どもが親の病気について知ることの意義……井上実穂
2.がんになった親の体験や心理
(1)学齢期の子どもをもつ母親の語りから……小林真理子
(2)がんになった親と配偶者に対する看護師の関わり……笠谷美保
3.子どもが感じる親の変化と対応
(1)親の病気に対する子どもの示す反応とそれへの対応について……村瀨有紀子,他
(2)臨床看護師の対応の可能性―子どもは大人たちの変化を感じ,考えていることがわかるという理解……小迫冨美恵
4 .ほかの家族(がんになった親の配偶者,祖父母,親族)の体験や心理……井上実穂
C.終末期にある親と過ごす子どもが感じることとその対応
1 .親が亡くなる時期が近くなったときに子どもが感じることとその対応……白石恵子
2 .親が亡くなった後に子どもが感じることとその対応……岩本喜久子
3 .終末期にある親と子どもへの対応―看護師の視点から……佐藤美紀,他
D.がんになった親と未成年の子どもを支える人々や社会資源
1 .身近な医療者,専門職の支援……太田道治,他
2 .身近な家族や友人の支援……大沢かおり
3 .がんになった親と子どもへの学校における支援……小林真理子,他
4.病院外のネットワーク,団体の支援
(1)Hope Tree……大沢かおり
(2)特定非営利活動法人AIMS……高井伸太郎
(3)あしなが育英会がお役に立てること……林田吉司
(4)「死別」を体験した子どもたちと保護者を支える場をつくる……西田正弘
(5)だいじな人をなくした子どもの集まり……小嶋リベカ
E.がん患者とその子どもを結ぶ絵本たち……増田志穂

第Ⅱ部子どもががんになったとき―子どもと家族の理解

A.小児がんの現状と課題:総論……真部 淳
B.小児がんの子どもに伝えていくこと
―子どもと家族と語り合い続けることの大切さ
……平田美佳
C.子どもの反応
1 .小児がんの子どもにみられる心理的反応……尾形明子
2 .小児がん治療を受ける幼児期の子どもたち……馬戸史子
3 .小児がん治療を受ける学童期・思春期の子どもたち……佐々木美和
D.治療を受ける子どもたち
1 .身体的苦痛の緩和(特に痛みについて)……天野功二
2 .ケアの側面「子どもが主体の緩和ケア」……竹之内直子
E.親が体験すること―医療者との間で起こる現象に着目して……古橋知子
F.社会資源・医療以外の相談ごと……西田知佳子
G.小児がんと闘って……堀川小百合
H.闘病をとおして―親として今思うこと……中島弥生
I.きょうだいのこと……早田典子
J.終末期に移行しつつあるとき……松岡真里,他
K.エスビューローの原点にピアビリーブメントケアがあった―わが子を亡くした親のこと……安道照子

Appendix

1 院内学級……副島賢和
2 子どものホスピスと日本での動向……松岡真里,他
3 知っていますか?子どものこと―子どもの発達段階と死の概念の理解……小林真理子,他
4 Hope Tree における医療関係者・患者へのアンケート調査結果報告……尾花真紀,他

緩和ケア 2014年5月号
200072

目次

〔特集Ⅰ〕困ってませんか? 患者さんの心の動き 否認・怒り・退行を中心に

特集にあたって…所 昭宏,他
初発時に診断を否認した急性骨髄性白血病の男性患者のケース…山田 祐
がんの初発診断期のbad newsに伴うケース―怒りを中心に…小室龍太郎
がんの再発・進行期における否認に対する理解と対応―胃がん患者のケースより…白石恵子
終末期特有のさまざまな苦痛に伴う防衛機制とその対応…伊豆原知恵,他
否認の強い患者に関わる医療チームに生じる問題とその対応…福田紀子
医療者の違和感から考える防衛機制―がん患者の家族と遺族のケース…石田真弓,他

〔特集Ⅱ〕新薬の使い方とわたしの使用感 アブストラル[R]舌下錠とイーフェン[R]バッカル錠

特集にあたって…森田達也
アブストラル[R]舌下錠の特徴と使い方… 北條美能留,他
アブストラル[R]舌下錠の上手な使い方…樋口比登実
イーフェン[R]バッカル錠の使い方と感触―新しいコンセプト…瀧川千鶴子
イーフェン[R]バッカル錠の使い方と感触―リーズナブルに使いこなすために…小田浩之,他

〔連 載〕

◆がんによるお金の相談,増えてます〈1〉
障害年金とは?―キホン編…石田周平
◆わたしのちょっといい話〈16〉
息子の在宅介護を通してよみがえった母の力…矢野和美

〔コラム1〕

●らしんばん
不思議な瞬間…青木和惠
●実践レポート
鳥取市立病院「地域ケア病棟」の取り組みについて…足立誠司
●海外事情
英国リバプール大学の緩和ケア卒前教育―緩和ケア実習の概要…飯嶋哲也

〔コラム2〕

〇いのちの歌
床ずれ…朝倉雲鶴
〇REPORT
第28回 日本がん看護学会
第16回 日本在宅医学会大会… 岡 晶子

〔投 稿〕

◇症例報告
終末期がん患者の疼痛管理にオキシコドン注射剤を使用した2症例…葛城武文,他

ホスピス緩和ケア白書2014-がんプロフェショナル養成基盤推進プランと学会・学術団体の緩和ケアへの取り組み
70

序 文 恒藤 暁

第Ⅰ部 緩和ケアにおける専門医教育の現状と課題

1 .札幌医科大学 がん疼痛緩和医療学講座 渡邊 昭彦,他
2 .東北大学大学院 医学系研究科 医科学専攻外科病態学講座 緩和医療学分野 中保 利通
3 .自治医科大学附属病院 緩和ケア部(旧 自治医科大学 緩和医療講座) 丹波嘉一郎
4 .東京大学大学院 医学系研究科 緩和医療学講座 鎮西美栄子,他
5 .順天堂大学大学院 医学研究科 緩和医療学研究室 水嶋 章郎
6 .帝京大学 緩和医療学講座 大澤 岳史,他
7 .東京医科歯科大学大学院 医歯学総合研究科臨床腫瘍学分野 三宅  智
8 .藤田保健衛生大学医学部 外科・緩和医療学講座 東口 髙志,他
9 .京都府立医科大学 疼痛緩和医療学講座 深澤 圭太,他
10.大阪大学大学院 医学系研究科 緩和医療学寄附講座 恒藤  暁
11.岡山大学大学院 医歯薬学総合研究科緩和医療学講座(寄附講座) 松岡 順治
12.島根大学医学部 緩和ケア講座 中谷 俊彦,他

第Ⅱ部 学会・学術団体の緩和ケアへの取り組み

1 .救急・集中治療 中村 俊介,他
2 .循環器疾患 野々木 宏
3 .神経難病・難病 荻野美恵子
4 .高齢者ケア─日本老年医学会の3つの指針 清水 哲郎
5 .在宅医療 平原佐斗司

第Ⅲ部 統計と解説

1 .データでみるわが国の緩和ケアの現状 宮下 光令
2 .ホスピス緩和ケアの歴史を考える年表
3 .緩和ケア関連の資料

緩和ケア 2014年3月号
200071

目次

〔特集〕死と正面からむきあう─その歴史的歩みとエビデンス

特集にあたって……森田達也,他
死と正面からむきあう─その意義と歴史的背景……竹之内裕文,他
看取りの時期の医学治療のトピックス……森田達也
看取りの時期の看護ケア……柏谷優子
親をがんで亡くす子どもたちの支援─子どもたちと一緒に親の死とむきあう……佐久間由美,他
終末期ケアと〈お迎え〉体験……諸岡了介
死の苦しみと希望はどこに─ホスピス・緩和ケアに携わる人のために……竹之内裕文

〔特別収録〕

エキスパートに聞くスピリチュアルケアの醍醐味〔後編〕「自分がどう思われるか」にとらわれない,患者中心のケア……岡田 圭

〔連載〕

◆画像で理解する患者さんのつらさ〔最終回〕
便がガマンできないなんて,情けない話ですね……越和歌・斎藤真理
◆わたしのちょっといい話
一期一会……縄田修一

〔コラム1〕

●らしんばん
終わらない看護の“Act locally”……賢見卓也
●CURRENT ISSUE
Whole Person Care ってなんだ!?─ Hutchinson 先生によるWhole Person Care 特別講演会……土屋静馬
●コミュニケーション広場
今とこれからを生きる君たちへ─高校生と考えたがんといのちのこと……儀賀理暁
●海外事情
ホスピスでのティ-タイム─ボランティアの視点から……岡田美由紀

〔コラム2〕

○いのちの歌
忙しかった誕生日……朝倉雲鶴
○ほっこり笑顔! 季節のおやつ〔最終回〕
おひな祭りのババロア……福田恵子
○REPORT
 第138 回 ホスピスケア研究会
 第1 回 東京都緩和医療研究会 学術集会……田 直子,他

〔投 稿〕

◇短報
外来処方箋からみた慢性腎臓病(CKD)患者におけるオピオイド処方の検討……松尾勝一,他

臨床作業療法 2014年3・4月号
300058

特集 見直したい!発達領域の食事動作支援

編集担当:鴨下賢一
食事動作の定型発達を理解する 藤坂 広幸 13
食事動作の前に取り組んでおくこと 三和 彩 20
発達障害児の自立した食事動作に向けての支援 徳永 瑛子 25
食事を通して肢体不自由児の自己有能感を育む 黒田 穂菜美 31
重症心身障害児の自立した食事動作に向けての支援 成人・壮年期からの自食とその可能性 吉田 雅紀 36

ライト☆すぽっと

リハビリテーションと私―『リハビリテーションの歩み―その源流とこれから』で伝えたかったこと 上田 敏 6

連載

■スキル
リハビリテーションと上肢運動学 

肩関節を理解する!伸展運動と水平運動 矢﨑 潔,他 41

■レクチャー
作業療法のアイデンティティー

作業を活用し,「作業の力」を知る 甲斐 雅子 45

お家を変えよう!
脊柱管狭窄症と住宅改修 児玉 道子 56

発達領域におけるIT活用支援 
学習への支援(発達障害) 高橋 知義 65

コラム

■ライフ
あのころいま 

地域リハビリテーションの力 村上 重紀 4

ちょっといいですか? 
リハビリ計画手帳 グループ・ピアズ 52

女性OTひとりで悩まないで 
慣れない部署での職場復帰 宇田 薫,他 58

ぼくのリハビリ物語
リハビリへの思い―幼少時代編 藤井 規之 60

■View
掘り起こせ“やる気”OTスコップ隊 認知症の人編

ココロの廃用症候群 上城 憲司,他 49

パント大吉のどこでも遊ぼ! 

記憶の森でかくれんぼ パント大吉 50

一枚の絵
わが軌跡 蓮田よつば病院 55

■編集部が見つけたキラリ発表
リハビリテーション・ケア合同研究大会 千葉2013

通所リハビリテーションにおける自宅訪問の意義―転倒症例から得たもの 伊藤 正和,他 70
医療と介護の間隙を埋める―家政婦を依頼した1症例 佐藤 博文,他 72

アラカルト

はじまりのことば   巻頭色頁
カメラマン川上哲也の見た世界   目次前
インフォメーション  63
書評  74
投稿規定  75
既刊案内  19
次号予告  76

臨床作業療法 2014年1・2月号
300057

特集 認知症の人とのコミュニケーションのツボ

編集担当: 苅山和生
介護療養型医療施設での認知症の人とのコミュニケーションのツボ:重度認知症の人を中心に 加藤 里美 493

一般病棟の中での認知症を有した方に対するコミュニケーションのツボ:AOSを用いた関わりについて 愛甲 美香,他 498

介護老人保健施設での認知症の人とのコミュニケーションのツボ:「伝える」「伝わる」言葉での関わり 岡田 葉子 502

認知症の方とのコミュニケーションのツボ:急性期病棟からデイサービスの移行に際して 村井 千賀 507

“つどい”でのコミュニケーションのツボ:「認知症の人と家族の会」の取り組みを中心に 徳廣 三木子 512

連載

■スキル
リハビリテーションと上肢運動学

肩関節を理解する!120度から 矢崎 潔,他 518

イラストで見る脳卒中片麻痺患者へのアプローチ
高次脳機能障害の理解と介入②―行為能力の障害 渕 雅子 521

■レクチャー
発達領域におけるIT活用支援 

学習への支援(肢体不自由) 鴨下 賢一 526

お家を変えよう! 
空き家と住宅改修④―外構工事(ガーデニング) 児玉 道子 536

ライト☆すぽっと

精神症状の背景にいるひとをみる―臨床の知を求め続ける85歳の精神科医 笠原 嘉 486

コラム

■ライフ
あのころいま 

感 動 川辺 郁代 484

ちょっといいですか?
福祉のワンストップ・サービス化と「みちしるべ」 グループ・ピアズ 532

女性OTひとりで悩まないで 

仕事復帰直後の育児との両立 宇田 薫 538

ほっとストーリー 
絵手紙のちから 田村 浩介 540

作業療法のアイデンティティー
マイ作業療法イノベーションのススメ―今こそチェスト行け!作業療法士! 川本 愛一郎 545

■View
掘り起こせ“やる気”OTスコップ隊 認知症の人編

どこにある? パーソン・センタード・ケア 上城 憲司,他 529

パント大吉のどこでも遊ぼ! 
ペットボウリング パント大吉 530

一枚の絵 
新たな価値の創造 蓮田よつば病院 542

アラカルト

はじまりのことば   目次扉前
カメラマン川上哲也の見た世界   目次扉
書評  550
総目次  551
インフォメーション  543
投稿規定  555
既刊案内  517
次号予告  556

緩和ケア 2014年1月号
200070

目次

〔特集〕再発・進行がん患者の治療中のサポーティブケア

特集にあたって…田墨惠子,他
再発・進行がん患者のサポーティブケアとしての副作用マネジメント… 田墨惠子
がん化学療法を受ける患者の副作用症状の緩和とその考え方についての一考察…佐藤 温
皮膚症状のマネジメント…市川智里
悪心・嘔吐のマネジメント…川島鮎美,他
注意が必要な支持療法薬…岡本禎晃
放射線治療を受ける患者のサポーティブケア…橋口周子
化学療法のインフォームド・コンセントと副作用を体験した1 人の患者から…上野 創

〔特別収録〕

エキスパートに聞くスピリチュアルケアの醍醐味〔前編〕ニューヨークの大規模ホスピスにおけるチャプレンの役割…岡田 圭

 

〔連載〕

◆画像で理解する患者さんのつらさ
お腹が張って,おしっこも出ません!…水越和歌・斎藤真理
◆患者さんがくれた宝物
医療は,なんのために…西 智弘

〔コラム1〕

●らしんばん
病院でも在宅でも継続して! やれることはなんでも!─若手緩和ケア医のわがまま…廣橋 猛
●CURRENT ISSUE
緩和ケアセンター」の概要と現状・将来的な展望について…山下公太郎
●実践レポート
多職種参加型の高齢者終末期ケア・ワークショップの効果─参加者アンケートの結果から…平川仁尚,他
●海外事情
米国中西部ウィスコンシン州のホスピス・緩和ケア事情…安部能成

〔コラム2〕

○いのちの歌
心かろやかに…朝倉雲鶴
○ほっこり笑顔! 季節のおやつ5
かきもち…福田恵子
○REPORT
第37 回 日本死の臨床研究会… 山岡憲夫・塗木京子

〔投 稿〕

◇短報
緩和ケアチームによるIT クラウドを用いた在宅緩和ケア支援の試みの利用実態調査…小林孝一郎,他
◇症例報告
頸部原発不明がんに対し緩和的放射線治療を行い,在宅療養を継続できた1 例…岩㟢華子,他