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臨床作業療法 2013年11・12月号

臨床作業療法 2013年11・12月号
300056

特集 明日から地域に出るためのコツとポイント

編集担当:渡邉忠義

地域療育の現状―作業療法士としてできること 岡本 武己●413

「働く」を支える作業療法―地域を生かした知的障がい領域の実践から 峰野 和仁●418

退院後の作業療法―身体障害の領域から 中澤 紀子●424

継続的に支援する作業療法―精神障害の領域から 髙橋 豊●429

穏やかに、ともに歩む作業療法―認知症の領域から 谷川 良博●435

ライト☆すぽっと

使う人の笑顔のために―道具作りの道具にまでこだわる職人 情野 操●406

連載

■スキル

リハビリテーションと上肢運動学

肩関節を理解する!―初期から60度、そしてその後は! 矢﨑 潔,他●445

■レクチャー

お家を変えよう!

空き家と住宅改修―水回りの改修 児玉 道子●456

発達領域におけるIT活用支援

遊びを通じた発達支援や工夫(発達障害) 山本 佑輔●469

 

コラム

ライフ

あのころいま

悩んで気づいた「つくるサイクル」 宮崎 宏興●404

作業療法のアイデンティティー

作業療法のアイデンティティーとは、「人情の機微」を共有することではないだろうか? 岡本 宏二●441

ちょっといいですか?

必要なピア・カウンセリング グループ・ピアズ●452

女性OT ひとりで悩まないで

育児と仕事の両立 宇田 薫,他●458

ほっとストーリー

受け入れていく人 谷川 真澄●466

■View

掘り起こせ“やる気”OTスコップ隊 認知症の人編

もう迷わない! 作業療法の「作業」と「療法」 上城 憲司,他 ●449

パント大吉のどこでも遊ぼ!

ドングリゲット パント大吉●450

一枚の絵

作業学習での製作作品 神奈川県立保土ケ谷養護学校 横浜平沼分教室●445

■編集部が見つけたキラリ発表

第47回 日本作業療法学会

長期間の意識障害患者に対する運動制御レベルに基づいたアプローチ 坂本 和弥,他●460

認知症高齢者を介護する家族への地域生活支援への作業療法士の関わり―お化粧プログラムを通して 丸山 めぐみ●462

アラカルト

はじまりのことば●目次扉前

カメラマン川上哲也の見た世界●目次扉

書評●473

インフォメーション●474

付録の解答●454

本の街道そぞろ歩き●465

既刊案内●472

次号予告●477

臨床作業療法 2013年9・10月号
300055

特集 やめときぃ~,そんな評価

編集担当:多良淳二

作業療法士による評価とは?―昨今の「評価」事情から臨床作業療法の一考察 山本 伸一,他●324

評価と検査は違うのです 勝又 和也●329

精神障害領域の作業療法評価―目に見える数値ではなく,目に見えない「その人らしさ」を観る 北山 順崇,他●334

支援につながる評価とは?―肢体不自由児施設での入園事例を通して 吉川 礎弘●339

認知症高齢者の評価とは―ひとの「ええとこ」どう探す? 上田 章弘●345

他職種からみた作業療法士に求める評価

環境評価としてのチーム力 加藤 公恵●350

精神保健福祉士からみた作業療法士に求める評価 長谷部 隆一●351

精神科の心理師からみた作業療法に求める評価 宮脇 稔●352

作業療法士が評価すること 多良 淳二●353

ライト☆すぽっと

ロックからたどり着いたワンコード―自分自身でいるということ 木暮“shake”武彦●318

連載

■スキル

OTが作る早技レシピ

切干大根とさば缶の簡単煮物 宇田 薫●370

脳卒中片麻痺患者へのアプローチ

高次脳機能障害の理解と介入① 空間性能力の障害 渕 雅子●377

リハビリテーションと上肢運動学

肩関節を理解する!―運動準備 矢﨑 潔,他●388

■レクチャー

発達領域におけるIT活用支援

遊びを通じた発達支援や工夫(肢体不自由児) 長野 清一郎●356

お家を変えよう!

空き家と住宅改修②―ごみ屋敷から健康的な住まいへ 児玉 道子●368

コラム

■ライフ

あのころいま

利用者に支えられた作業療法士人生 宮内 順子●316

ちょっといいですか?

自主サークルの立ち上げ グループ・ピアズ●364

作業療法のアイデンティティー

アイデンティティーを育んだ出会いは奇なり 大場 耕一●385

■View

掘り起こせ“やる気”OTスコップ隊 認知症の人編

認知症の人と「人・環境・作業」…上城憲司,他●361

パント大吉のどこでも遊ぼ!

股ぬけレース パント大吉●362

一枚の絵

初めての図工作品 神奈川県立保土ケ谷養護学校 小学部 新1年生●367

アラカルト

はじまりのことば●巻頭色頁

カメラマン川上哲也の見た世界●目次前

付録の解答●366

本の街道そぞろ歩き●372

書評●373

インフォメーション●374

既刊案内●360

次号予告●393

緩和ケア 2013年11月号
200069

目次

〔特集〕死を意識した時に何を語り合うか─ 苦痛と苦悩の中にある人間理解とセルフ・アウェアネス

特集にあたって… 安田裕子,他
死にゆく人々とのコミュニケーション」を支えるもの…田代志門
治療とケアを拒否する患者との関わり…佐藤隆次
医療者に気持ちを語らない患者との関わり…市原香織
呼吸苦痛の強い終末期がん患者との関わり…船見恵美子
生きている意味が分からないと訴える患者との関わり…稲田美和子
死の不安を秘めた患者との関わり…進藤喜予
終末期患者へのスピリチュアルケア─“患者のリアリティ”と“援助者のリアリティ”… 伊藤高章

〔連載〕

◆画像で理解する患者さんのつらさ
こんなお腹じゃ,着られる服がないんですよ!…水越和歌・斎藤真理
◆〔おさえておきたい! 〕
腹水濾過濃縮再静注法のポイント…川﨑彩子
◆患者さんがくれた宝物
「俺はいつ死ぬんだ?」という問いの向こうにあるもの…野口 忍

〔コラム1〕

●らしんばん
緩和ケアマインドが根付く職場をめざして…柏木夕香
●CURRENT ISSUE
英国での看取りのケアのクリニカルパスLiverpool Care Pathway の動向について…菅野雄介,他
●活動報告
がん疼痛治療におけるメサドン導入に際しての地域がん診療連携拠点病院の取り組み…原 伸輔,他

〔コラム2〕

○いのちの歌
母さん どうなっちゃうの…朝倉雲鶴
○ほっこり笑顔! 季節のおやつ4
水ようかん…福田恵子
○REPORT
第9 回 仏教看護・ビハーラ学会…大角ゆり
第7 回 日本緩和医療薬学会…柴田るり子
第26 回 日本サイコオンコロジー学会…伊藤嘉規

〔投 稿〕

◇調査報告
患者・遺族の緩和ケアの質評価・quality of life,医師・看護師の困難感と施設要因との関連…森田達也,他
◇症例報告
学童期の子どもを抱える終末期肺がん患者の家族への介入の1 例─緩和ケアにおける臨床心理士の関わり…畑 祥子,他

緩和ケア 2013年9月号
200068

目次

〔特集〕ケアとともに考えたい患者・家族への経済的支援

特集にあたって…角田直枝,他
緩和ケアにおける経済的問題の位置づけとその支援…福地智巴
患者・家族が経済的に困る場面と,それに対する対応の工夫─在宅における実践から… 荒井康之,他
経済的要因も考慮したがん治療と緩和ケアの選択…鳶巣賢一
患者・家族への経済的支援の実際─看護師としてできること…清水奈緒美
リビングニーズ特約」利用からみたがんの諸制度の活用─特に在宅緩和ケアに関して…賢見卓也
経済的課題が顕在化する時期と「その人らしい」意思決定の支援…池山晴人
●薬剤師はこうみる
オピオイドの使用において現場でできる経済面の工夫…松谷優司
●役立つウェブサイトの紹介
社会保険労務士・ファイナンシャルプランナーと医療者との協働で作成した「がん制度ドック」…山口聖子,他

〔特別収録〕

アスベスト問題と中皮腫の緩和ケア2─英国の経験を日本のケアに活かすには…秋山正子,Helen Clayson,他

〔連載〕

◆画像で理解する患者さんのつらさ
あぁ,息すんのえらいわぁ,どないどしてやぁ…水越和歌・斎藤真理
◆わたしのちょっといい話
ホスピスキッチンの小さな物語… 伊藤久美子

〔コラム1〕

●らしんばん
慢性病としてのがん患者に大切なこと…高田芳枝
●コミュニケーション広場
在宅緩和ケア 対応薬局データベースの開設…前田桂吾
●海外見聞録
第13回 ヨーロッパ緩和ケア学会に参加して…岡本禎晃
●海外事情
St Christopher’s Hospice の現在…門林道子

〔コラム2〕

○いのちの歌
卒寿の日常…朝倉雲鶴
○REPORT
第18 回 日本緩和医療学会… 中野貴美子・西 智弘
○ほっこり笑顔! 季節のおやつ4
お月見スイートポテト…福田恵子
○映画紹介
いのちを楽しむ─容子とがんの2 年間…志真泰夫

〔投 稿〕

◇調査報告
病院勤務医のがん患者への予後告知の現状─在宅緩和ケア遺族調査から…田代志門,他
◇症例
認知症に進行がんを合併した独居療養者の服薬アドヒアランスを高めるための在宅看護の実際…山口友恵,他

臨床作業療法 2013年7・8月号
300054

特集 どう決めていますか? リハビリテーションの目標

編集担当:繁野玖美

リハビリテーションにおける目標とは?…浅野有子
急性期から回復期初期における目標設定…森田三佳子
精神障害のあるケースにおける目標設定―日々,生まれくる目標…山崎勢津子
発達障害の作業療法でいう目標とは?…若松かやの
高次脳機能障害のあるケースにおける目標設定…青木明子,他
高齢のケースにおける目標設定…大野静佳
目標が定まらない対象者への支援―精神障害者アウトリーチ推進事業を通じて…渡邉忠義

ライト☆すぽっと

新しい世界はすぐ足もとにある-旅して,虫とたわむれて…メレ山メレ子

連載

■スキル
リハビリテーションと上肢運動学 

肩関節を理解する!〔2〕…矢崎 潔,他

OTが作る早技レシピ 
「納豆チャーハン」と「なんちゃってから揚げ」…宇田 薫

■レクチャー
お家を変えよう!

空き家と住宅改修【1】―遺品整理から解体工事まで…児玉道子

発達障害児の口腔ケア
細菌にびっくり…宇都仁惠

発達領域におけるIT活用支援
スイッチの適合や姿勢保持…山本佑輔

コラム

■ライフ
あのころいま 

今こそ,ReBORN…宮本昌寛

ほっとストーリー 
丘の上まで…谷川真澄

SHINSAIマイ・ノート 
“今”を生きる人へのいろいろな支援…藁谷裕葵

ちょっといいですか? 
地域リハビリ受皿について…グループ・ピアズ

作業療法のアイデンティティー
リハビリテーションを追求する軌跡から…寺山久美子

子どもといる風景 DIARY 
“きもちのこえ”に寄り添って…仲宗根美香

■View
掘り起こせ “やる気”OTスコップ隊 認知症の人編 

作業をしていて,認知症の人がイキイキする瞬間…上城憲司,他

パント大吉のどこでも遊ぼ! 
何番トライ…パント大吉

編集部が見つけたキラリ発表
回復期リハビリテーション病棟協会 第21回大会 in 金沢 

進化する当院の「入浴ノート」…田中真弓,他
脳卒中委員会企画「やってみよう会」の発足-退院後の生活を見据えた余暇活動の提供…山田麻和

一枚の絵 
OTへの招待状…つばさくん

投稿

事例報告 介護老人福祉施設入居者に対する外出支援・屋外活動の試み…井上忠俊,他

アラカルト

●はじまりのことば
●カメラマン川上哲也の見た世界
●書評
●インフォメーション
●付録の解答
●既刊案内
●次号予告

緩和ケア 2013年7月号
200067

目次

〔特 集〕高齢者ケアのスペシャリストから学ぶ緩和ケア

特集にあたって…桑田美代子,他
高齢者の見方を変えてみよう!─見方の幅が広がるとケアも変わる…桑田美代子
高齢者および認知症患者に対するケアの工夫─日常生活援助の意味…吉岡佐知子
老衰と緩和ケア─その人らしい生き終え方とは…大蔵 暢
高齢者に対する薬物療法の留意点と服薬管理…秋下雅弘
介護者である家族を支援する─家族の本当のつらさとは…牧野史子
●高齢者ケアの“こんな時”
“食べる”を支える─チームアプローチが有効であった事例から…大住雅紀
“排泄”を支える─高齢者の特徴を踏まえた便秘のケアとポイント…西山みどり
“動く”を支える─動けないことに対するリハビリテーション…福田卓民
●ショートレビュー
高齢者の終末期における意思決定について…平川仁尚

〔特別収録〕

アスベスト問題と中皮腫の緩和ケア〈1〉─疾患の特性・患者の状況・ケアの工夫… Helen Clayson,秋山正子,他

〔連 載〕

◆わたしのちょっといい話〈11〉
語りかける声,聞こえてくる声…佐藤やす代
◆画像で理解する患者さんのつらさ〈8〉
ママもうがんばれないみたいなの,ごめんね…水越和歌・斎藤真理
〔おさえておきたい! 〕
親が終末期を迎える時の子どものケア…長田暁子

〔コラム1〕

●らしんばん
がんサバイバーという臨床活動…野中 猛
●海外事情
Guy’s and St.Tomas Hospitals 地域緩和ケアチーム見学…大石 愛

〔コラム2〕

○いのちの歌
食物アレルギー…朝倉雲鶴
○ほっこり笑顔! 季節のおやつ2
牛乳かん…福田恵子
○REPORT
第15 回 日本在宅医学会大会…石川奈津江

〔投 稿〕

◇短 報
都道府県がん診療連携拠点病院における地域医療者支援・在宅療養支援を重視した緩和ケア病床設立の意義…駒澤伸泰,他

3ステップ実践緩和ケア
69

I はじめに

1.目的
2.使用にあたって

II 評価

1.症状の評価の仕方

(1)簡便な症状評価の問診
(2)患者による症状評価の方法
(3)医療者による症状評価の方法
a)STAS-Jの使い方
b)「疼痛の評価シート」の使い方

2.終末期がん患者の病状の変化と余命の予測

(1)予測される病状の変化
a)肺がん,肺転移など肺病変を主体とするもの
b)黄疸,肝転移など肝病変を主体とするもの
c)消化管閉塞,がん性腹膜炎を主体とするもの
(2)生命予後の予測
a)Palliative Prognostic Score
b)Palliative Prognostic Index

III 症状マネジメント

1.疼痛

(1)非オピオイドの開始
(2)オピオイドの導入
(3)残存・増強した痛みの治療
(4)オピオイドの副作用対策 〈便秘は(3)〉
a)眠気
b)せん妄
c)嘔気

2.呼吸器症状

(1)呼吸困難
(2)咳・痰

3.消化器症状

(1)嘔気嘔吐
(2)消化管閉塞による嘔気嘔吐
(3)便秘
(4)腹部膨満感
(5)食欲の低下

4.倦怠感
5.せん妄
6.不眠
7.気持ちのつらさ
8.治療抵抗性の苦痛
9.死が近づいたときのケア

IV 緩和ケアのスキル

1.疼痛マネジメントのスキル

(1)オピオイドスイッチング
(2)鎮痛補助薬の使い方
(3)経口オピオイドを内服できなくなったときの対処
(4)フェンタニルによる鎮痛の開始
(5)神経ブロックが有効ながん疼痛

2.ステロイドの使い方
3.高カルシウム血症の治療
4.持続皮下注射
5.皮下輸液
6.口腔ケア
7.在宅緩和ケアのスキル

(1)消化管閉塞により内服・飲水ができなくなった場合の対応
(2)死亡直前期の臓器不全による呼吸困難とせん妄の対応
(3)看取りのときの臨時指示例

V 悪い知らせを伝える

1.悪い知らせを伝える方法
2.緩和ケアを紹介する
3.答えにくい質問

VI 地域連携のためのツール

1.退院支援・調整プログラム
2.「わたしのカルテ」

VII 資料

1.オピオイドについての資料

(1)オピオイド製剤一覧
(2)オピオイド力価換算表
(3)オピオイドのレスキュー計算表

2.緩和ケアで使用される向精神薬一覧
3.参考文献

VIII 評価用ツールと患者・家族用パンフレットの例

1.「生活のしやすさに関する質問表」
2.患者・家族用パンフレットの例「息切れ,息苦しさに困ったとき」
3.患者・家族用パンフレットの例「これからの過ごし方について」
4.「痛みの経過シート」

IX 索引

1.FAQ一覧
2.事項索引


「評価用ツール」と「患者家族用パンフレット」は下記の「ダウンロードコンテンツ」のボタンをクリックしてください。
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臨床作業療法 2013年5・6月号
300053

特集 震災後2年 私たちの物語と宿題

編集担当:大浦由紀,土井勝幸

被災後に支え・支えられる日々 大浦 由紀●126

ゼロの「日常」からの新生を共にして〔宮城県・女川町〕 加藤 晴久●127

仮設住宅における生活環境支援を通して〔宮城県〕 大場 薫●132

復興支援で気づいた「絆」の本当の意味〔岩手県・沿岸被災地〕 景山 信子●135

避難所での褥瘡ケアの活動に関わって〔岩手県・陸前高田市〕 近藤 円●138

支援活動を通しての一行政OTの思い〔福島県・南相馬市〕 伊賀 裕貴子●142

被災地の老人保健施設の受け入れと支援〔福島県・いわき市〕 木田 佳和●146

被災した障がい児事業への関わりと家族支援・支援者支援〔福島県・相馬地域〕 今川 雅代●149

震災後に気づいた大切なこと〔福島県・郡山市〕 岡本 宏二●152

支援を通して感謝して生きるという作業を紡ぐ 土井 勝幸●157

ライト☆すぽっと

なぜ,ワクワクとともに走る?―医師・ランナー・ミュージシャンが駆け抜ける世界 福田六花●118

連載

■スキル

リハビリテーションと上肢運動学

肩関節を理解する! 矢﨑 潔,他●177

OTが作る早技レシピ

もやしの豚肉自分で巻き 宇田 薫●186

イラストで見る脳卒中片麻痺患者へのアプローチ

片麻痺者の上肢・手の治療③―手の治療,対象操作機能 渕 雅子●194

■レクチャー

お家を変えよう!

インテリアカラーと住宅改修 児玉 道子●159

発達障害児の口腔ケア

唾液はすぐれもの 宇都仁惠●180

発達領域におけるIT活用支援

パソコンを障害に合わせて使うには―アクセシビリティ機能③ 村元 聖治●188

コラム

■ライフ

あのころいま

紡がれる出会い 森田 三佳子●116

ほっとストーリー

父のこと 谷川 真澄●164

SHINSAIマイ・ノート

名前を呼ぶことが交流の第一歩 藁谷 裕葵●167

ちょっといいですか?

情報伝達ルールについて グループ・ピアズ●170

作業療法のアイデンティティー

地域での生活をイメージする 野々垣 睦美●182

子どもといる風景DIARY

いのちに寄り添っていく 佐伯 麻衣●191

■View

一枚の絵

生涯現役の喜び 働き者のMさん●161

パント大吉のどこでも遊ぼ!

階段ポイント パント大吉●162

掘り起こせ“やる気”OTスコップ隊 認知症の人編

やってるのは園芸活動,狙ってるのは歩行練習! 上城憲司,他●176

アラカルト

はじまりのことば●巻頭色頁

カメラマン川上哲也の見た世界●目次前

書評●173

インフォメーション●174

付録の解答●179

本の街道そぞろ歩き●190

既刊案内●158

次号予告●206

 

緩和ケア 2013年6月増刊号
200066

目次

 第Ⅰ章  生活臨床を考える

1.「生活」に根ざした臨床…村瀨嘉代子
2.生活回診…柏木哲夫
3.「生活臨床」が「緩和ケア」を育てる…徳永 進
4.「日常」という贈りもの…石垣靖子
5.ふつうの暮らしと緩和ケア…川嶋みどり

 第Ⅱ章  治療・療養者の日常と生活臨床へのまなざし

1.いちばん大事なこと…細谷亮太
2.なにもなかったから…長石淳子
3.対人援助専門職としての私は,何を大切にしてきたか…奥川幸子
4.緩和ケアをめぐる問題意識…三好春樹
5.家がええ…末永和之,他
6.日常性の延長に見えるセクシャリティ…清水千世
7.被災地の現場における生活臨床と緩和ケアの構築…黒田裕子
8.生きられる時間―瞬間に展開する今から次の今への連続性の保証…田中康雄
9.治療・療養環境と生活を考える―生活援助を通して状況の受けとめを支えていくケア…豊田邦江,他
10.しずかな命に助けられ―緩和ケアと園芸(植物とその育ち)…山根 寛
11.仮設住宅での看取り… 長 純一
12.「おやじ力」をアップさせる! 在宅緩和ケア…宇野さつき
13.在宅療養支援で私たちができること…鉄穴口麻里子
14.赤いハイヒール…徳永瑞子
15.生活臨床とは、ともにある医療―患者さんの五感とともにいて…堂園晴彦
16.家へ帰ってみる…山口弘美
17.「よりどころ」を支える…栗原幸江
18.雲に人生を見る…倉嶋 厚
19.風と光と家族の中で…髙橋昭彦
20.地域の中で穏やかに生き,逝く時―やり残したことの支援はちょこっとの看護介入で…板谷裕美
21.生活と手のひら―暮らしの中のリンパ浮腫ケア…佐藤佳代子
22.生活がもたらすもの…射場典子
23.カルテから生活・人生が見えるか?―選択的緩和ケアから包括的緩和ケアへ…二ノ坂保喜
24.八重桜の庭…青木和惠
25.病める人の最後の願い…沼野尚美
26.病気が引き出す生きる力…岩崎順子
27.人生の終末は生活の場で…山崎章郎
28.日常生活と臨床宗教…大下大圓
29.重症心身障害児・者の緩和ケア…片山雅博
30.手作り布団のこと…姫村久子
31.生活の中の死を考える…村瀬孝生
32.暮らしの中で死に逝くこと…市原美穂
33.闘病記から見る生活臨床―崖っぷちの読書とユーモア…星野史雄
34.「自分らしく」をつらぬく―若いがん患者の在宅緩和ケアに学ぶ…秋山正子
35.私はコニャックがいい…辰巳芳子

第Ⅲ章  生活を通していのちを見つめる

1.〈インタビュー〉いのちは死なない―俳句を通して見る生と死…金子兜太
2.〈対談〉生活臨床と緩和ケア―人にとって日常生活とは何か…村瀨嘉代子×徳永 進

重度障害者への活動分析アプローチ(上)-基本的介入のあり方から治療展開へ-
67

I 総 論

重度障害者への活動分析アプローチ 山本伸一,他

II 臥床傾向に対する具体的アプローチ

1.疾患別理解のポイント 伊藤克浩
2.関節モビライゼーション&促通-上肢 箭野 豊
3.関節モビライゼーション&促通-下肢 下里 綱,他
4.重度障害者の寝返り 伊林克法
5.起き上がり動作 北山哲也
6.パーキンソン病 門脇達也
7.座位への移行 三瀬和彦
8.立位へのチャレンジ 北山哲也
9.呼吸-呼吸器疾患を合併した重症四肢麻痺患者への介入 宮下正彦
10.頭部外傷-頭部外傷後に四肢麻痺を呈した症例への関わり 福澤 至
11.介助者への指導 新里 光,他

III 重複障害(1)-骨折など

1.疾患別理解のポイント 高村浩司
2.大腿骨頸部骨折-脳梗塞発症後に大腿骨転子部骨折を呈した症例へのアプローチ 末吉恒一郎
3.変形性関節症 福富利之
4.再発-同側片麻痺 砂川 剛
5.再発-両側片麻痺者への治療的アプローチ 山根佳子,他

IV 重複障害(2)-その他

1.排便障害 木村奈保美,他
2.糖尿病-糖尿病を合併した左片麻痺患者との関わり 宮下正彦
3.透析患者に対するADLアプローチ 小林昭博,他

重度障害者への活動分析アプローチ(下)-具体的症状に対する介入と応用-
68

I 嚥下障害

1.疾患別理解のポイント-重度摂食嚥下障害者へのアプローチ 長谷川和子
2.摂食と姿勢 石山寿子
3.口腔へのアプローチ 河野千穂
4.経口摂取への移行と食形態の選択 畠山尚文
5.上肢機能-嚥下障害を伴う症例の上肢機能の役割に着目した関わり 三瀬和彦

II コミュニケーション

1.疾患別理解のポイント-考慮点と活動分析アプローチ 広田真由美
2.失語症 磯野弘司
3.意識障害者に対するリハビリテーション-コミュニケーションとは? 井上 健

III 高次脳機能障害

1.疾患別理解のポイント-脳卒中に伴う重度高次脳機能障害の理解と基本的支援 高橋栄子
2.半側無視 山田勝雄
3.失 行 向川公司
4.前頭葉症状-覚醒保続系 大久保紗穂子
5.前頭葉症状-情動系 関根圭介

IV 認知症

1.疾患別理解のポイント 長澤 明,他
2.アルツハイマー型認知症-長期経過をたどる症例への関わり 渡部昭博
3.中等度~重度認知症に対するアプローチ 長澤 明,他

V activityへの展開

1.「積み木」への展開-不快様の反応を強く呈し,開眼が困難な重度認知症高齢者に対して 広渡一隆
2.小集団で歌う活動-発動性の低下,動作の開始遅延,注意障害を呈した1症例  佐藤靖伸
3.ロープを用いたactivity 工藤 亮
4.進行性核上性麻痺に対する治療への1考察 水原 寛

緩和ケア 2013年5月号
200065

目次

〔特集〕臨床で役立つサイコオンコロジーの最新エビデンス

特集にあたって…明智龍男,他
抑うつに対する薬物療法と協働ケアモデル…奥山 徹
せん妄の予防─エビデンスに基づいた薬物療法と非薬物療法…小川朝生
認知症のマネジメント─BPSD に対する薬物療法と非薬物療法…谷向 仁
不眠についての最近の考え方と緩和ケアへの活用…内山 真
がん医療における薬物相互作用─向精神薬とオピオイド・抗がん剤を中心に…赤木 徹,他
スピリチュアルケアへの心理療法─ meaning ─ centered psychotherapy とdignity therapy の実践…藤澤大介,他
●サイコオンコロジー最前線
①がん患者の自殺に関する最新データ…明智龍男
②心理社会的要因とがん発症・生存に関する最新データ…中谷直樹
③配偶者をがんで亡くした遺族の精神医学的障害…浅井真理子
●サイコオンコロジストはこうしている
①希死念慮を有する患者のアセスメントとケア…明智龍男
②怒りへの対応のポイント…大庭 章
③緩和ケアにおけるアカシジアのアセスメントと治療…木下寛也

〔特別収録〕

緩和ケアとがん治療の協働に向けて─これからの時代へのメッセージ②…佐々木常雄・志真泰夫

〔連載〕

◆画像で理解する患者さんのつらさ<7>
かゆくて かゆくて たまりません!…水越和歌・斎藤真理
〔ワンポイントメモ〕用語解説…斎藤真理
◆わたしのちょっといい話
天国から届いたお礼…山田康介

〔コラム1〕

●らしんばん
“老い”を感じる時はいつですか?…桑田美代子
●海外事情
ハワイ小児緩和ケア事情…西尾温文
●東日本大震災 つながり・たより〈最終回〉
被災地を守る支援者の元気のために…瀬藤乃理子

〔コラム2〕

○いのちの歌
吊るし雛…朝倉雲鶴
○ほっこり笑顔! 季節のおやつ<1>
紫陽花ゼリー…桑野寛子
○REPORT
第27回 日本がん看護学会
○映画紹介
いのちがいちばん輝く日…柏木哲夫

〔投 稿〕

◇原 著
終末期がん患者が「明るさを失わずに過ごす」ための医療者の支援のあり方─緩和ケア病棟の医師・看護師を対象としたエキスパート・インタビュー調査…中野貴美子,他

臨床作業療法 2013年3・4月号
300052

特集 子どもを施設から家庭へつなげる作業療法

編集担当:鴨下 賢一
なぜ家庭プログラムが必要か 鴨下賢一 ●14
発達早期から親子の関係性を育てる作業療法 谷藤弘知 ●15
家庭・学校における発達障害児への作業療法 三和 彩 ●20
乳幼児期における肢体不自由児の成長に合わせた作業療法 中島るみ ●25
生活へつなげる学童期の肢体不自由児への作業療法 米持 喬 ●31
学校や保育施設における生活支援のコツ 小澤恭子 ●36
重症心身障害児・者と家族に対するライフサイクルに沿った支援 中村裕二 ●40
家族からみた作業療法 子の自立した人生のためにできること 関口政子 ●46
家族からみた作業療法 家族として障害に寄り添って生きる 長谷川純江 ●47
「家族からみた作業療法」を読んで 子どもさんと家族への支援を 鴨下賢一 ●48

あのころ いま

“作業療法士風”と“本作業療法士” 寺田千秀 ●4

ライト☆すぽっと

人間の暮らしと俳句―目前脚下にある世界を感じ取る「生きもの感覚」の表現 金子兜太 ●6

連載

OTが作る早技レシピ
てんてら焼き 宇田 薫 ●50

発達障害児の口腔ケア
歯磨きは朝する? 宇都仁惠 ●52

イラストで見る脳卒中片麻痺患者へのアプローチ

片麻痺者の上肢・手の治療②―上肢の治療,支持・リーチ機能 渕 雅子 ●54

お家を変えよう!
骨粗鬆症による骨折と住宅改修 児玉道子 ●59

リハビリテーションと上肢運動学
素通りしがちな肘関節の問題 矢﨑 潔,他 ●61

ほっとストーリー
先駆者の残した足跡をたどれば 目良幸子 ●74

ちょっといいですか?
機能後遺症以外の苦しみ グループ・ピアズ ●76

作業療法のアイデンティティー
個々の中にあるアイデンティティー  土井勝幸 ●81

[最終回]Welcome to 地域リハビリテーション
番頭さんがゆく!伝承―セラピストよ,覚悟をもて!! 有村正弘 ●85

発達領域におけるIT活用支援
パソコンを障害に合わせて使うには―アクセシビリティ機能②  村元聖治 ●89

SHINSAIマイ・ノート
支え合える仲間―支援活動の大きな力 藁谷裕葵 ●93

子どもといる風景DIARY
います! 地域の小学校で働く作業療法士 第十麻紀 ●97

[最終回] 高齢者・脳卒中患者への排尿リハ・ケアアプローチ
作業療法士による排尿リハ・ケアアプローチ 洲上祐亮,他 ●99

編集部が見つけたキラリ発表
リハビリテーション・ケア合同研究大会

訪問リハビリテーション・サテライト事業所開設への経緯と今後の展望 水上 卓 ●68
ナイトレクの効果を振り返って 関谷夏海,他 ●70

レポート
第34回 九州理学療法士・作業療法士合同学会 西 哲史 ●73

掘り起こせ“やる気”OTスコップ隊[認知症の人編]
指令!「○○の術」を使え! 上城憲司,他 ●49

一枚の絵
心に秘めた想い 夏場に手作業を楽しみに来られるMさん ●65

パント大吉のどこでも遊ぼ!
部屋中探し パント大吉 ●66

アラカルト

カメラマン川上哲也の見た世界 ●目次扉
既刊案内 ●24
書評 ●58,64,92
インフォメーション ●79
付録解答 ●104
誤植のお知らせとお詫び ●104
次号予告 ●106

新助産学シリーズ 助産学概論
66

第1章 助産の概念 青木康子

1.助産とは
(1)助産の原点と起源
(2)助産の概念の変遷
(3)助産の定義
(4)助産の意義
2.助産の対象
(1)女性
(2)胎児・新生児
(3)男性
(4)家族
(5)地域社会
3.助産を支える原理原則
(1)生命の尊重
(2)救命
(3)自然と人為との調和
(4)産痛の特性
(5)母性・父性の成熟
4.助産の発展のために
(1)助産のあり方
(2)助産学確立のために

第2章 助産師の業務 青木康子

1.助産師の定義と職務
(1)わが国における助産師の定義と職制
(2)ICMによる国際的な助産師の定義と業務範囲
(3)日本助産師会による助産師の定義と業務内容
2.基本的助産業務に必須な能力
(1)ICMの基本的助産業務に必須な能力
(2)日本における基本的助産業務に必須な能力
3.助産師業務の法的根拠
(1)助産師の業務範囲
(2)助産師の業務権
(3)助産師の法的義務
4.マタニティサイクルにおける助産師の業務
(1)妊娠期
(2)分娩期
(3)産褥期
5.リプロダクティブヘルスにおける助産師の業務
(1)思春期
(2)成熟期
(3)更年期
(4)老年期

第3章 助産師の活動

1.場所別助産師の活動
(1)病院 山本智美
(2)診療所 関麻理子
(3)助産所 神谷整子
(4)周産期母子医療センター 砥石和子
(5)地域 青木康子
2.助産業務と管理
(1)業務管理とは
(2)助産業務と安全対策
3.助産業務と評価 村上明美
(1)第三者評価
(2)自己点検評価

第4章 助産師と技術

1.助産診断の技術 青木康子
(1)妊娠・分娩・産褥期の助産診断の技術
(2)新生児期の助産診断の技術
2.妊娠・出産の援助技術 中根直子
(1)妊娠期
(2)分娩期
(3)産褥期
(4)ペリネイタルロスとグリーフケア
3.育児の援助技術 赤山美智代
(1)妊娠期
(2)出産直後から産後早期
(3)分離を余儀なくされた母子
(4)退院後から乳児期
4.指導・教育・相談の技術 青木康子
(1)指導・教育の技術
(2)相談の技術

第5章 助産師と教育 高橋弘子

1.助産師教育の変遷
(1)近代助産師教育の始まり
(2)保健師助産師看護師法と助産師教育
2.現在の助産師教育
(1)助産師の教育制度
(2)助産師学校における教育
(3)助産師の卒後教育・継続教育
3.諸外国の助産師教育
4.助産師教育の展望
〔資料〕

第6章 助産師と研究 谷津裕子

1.研究とは何か
2.助産学研究の目的
3.助産学研究の対象
4.助産学研究の方法
(1)助産学研究の計画
(2)助産学研究の成果の利用
5.助産学研究の課題
(1)助産実践への変革につながる助産学研究の成果の理解と利用
(2)助産学研究への消費者の関与

第7章 助産師と倫理 青木康子

1.助産師と職業倫理
(1)ICMによる「助産師の国際倫理綱領」
(2)日本助産師会の倫理綱領
2.助産師とバイオエシックス(生命倫理)
(1)バイオエシックスの原則
(2)助産師業務とバイオエシックス

第8章 助産の歴史・文化

1.わが国における助産の変遷 柴田眞理子
(1)奈良時代以前
(2)奈良時代
(3)平安時代
(4)鎌倉時代
(5)室町時代
(6)安土桃山時代
(7)江戸時代
(8)明治時代
(9)大正時代
(10)昭和時代
2.ヨーロッパにおける助産の変遷 石原 力
(1)助産の始まり
(2)古代オリエント
(3)古代ギリシア
(4)古代ローマ
(5)ビザンティウム時代
(6)サレルノおよびアラブ時代
(7)13世紀から15世紀
(8)16世紀
(9)17世紀
(10)18世紀
(11)19世紀
(12)20世紀初期
(13)現代
3.助産の文化的考察 嶋澤恭子
(1)多様な文化における出産
(2)伝統的出産と近代的出産
(3)伝統的出産介助者の役割
(4)文化人類学の視点
(5)異文化理解の意義
4.わが国の助産習俗 柴田眞理子
(1)妊娠腹帯(着帯)
(2)産所の選定(移居)
(3)産み方・姿勢,出産観
(4)臍帯の切断
(5)胞衣の儀式
(6)生児の扱い
(7)授乳と吸乳器

第9章 母子保健行政と助産師 田母神裕美

1.母子保健行政の発展
2.少子化対策と母子保健
(1)エンゼルプラン,新エンゼルプランの策定
(2)母子保健の国民運動計画としての「健やか親子21」
(3)少子化社会対策基本法の制定と少子化社会対策大綱の決定
(4)次世代育成支援対策推進法
3.現在の母子保健対策
(1)保健指導等
(2)健康診査等
(3)療養援護等
(4)周産期医療体制の整備について
(5)児童虐待への対応
4.労働行政における母性保護
(1)労働基準法における母性保護規定
(2)育児・介護休業法
(3)男女雇用機会均等法における女性健康管理の措置

第10章 助産師と組織活動 青木康子

1.助産師の専門職能団体
(1)公益社団法人日本助産師会
(2)公益社団法人日本看護協会
2.その他の助産師団体
(1)公益社団法人全国助産師教育協議会
(2)一般社団法人日本助産学会
(3)特定非営利活動法人日本助産評価機構

第11章 助産師と国際活動 加納尚美

1.助産師と国際組織
(1)国際助産師連盟の活動
(2)国際看護師協会と助産師
(3)国連機関その他の国際組織と助産師
2.日本の助産師と国際活動
(1)グローバリゼーションと助産師
(2)国際協力・援助と助産師
(3)国際活動の展望

巻末資料

〔資料1〕保健師助産師看護師法(抄)
〔資料2〕保健師助産師看護師法施行令(抄)
〔資料3〕保健師助産師看護師法施行規則(抄)
〔資料4〕保健師助産師看護師学校養成所指定規則(抄)
〔資料5〕母子保健法(抄)
〔資料6〕児童福祉法(抄)
〔資料7〕母体保護法(抄)
〔資料8〕母体保護法施行規則(抄)
〔資料9〕医療法(抄)
〔資料10〕刑法(抄)
〔資料11〕戸籍法(抄)
〔資料12〕生活保護法(抄)
〔資料13〕労働基準法(抄)
〔資料14〕育児休業,介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律(抄)

緩和ケア 2013年3月号
200064

目次

〔特集〕“同時改定”と“基本計画見直し”で何が変わったか─現場の手応えと課題

特集にあたって…志真泰夫,他
がん対策推進基本計画見直しと診療報酬・介護報酬改定の全体像…福井小紀子
医療計画見直しと緩和ケアはどう関わるか─在宅医療と地域緩和ケアネットワークの重要性…志真泰夫
●臨床現場では今
緩和ケア病棟が担う役割の変化…茅根義和
外来緩和ケアの立場から─基本的緩和ケアと専門的緩和ケアの間で…石原辰彦
緩和ケアチームからみた同時改定と基本計画見直し…坂下美彦
在宅療養支援診療所の変化と今後の方向性…後藤慶次
在宅緩和ケアの推進と訪問看護ステーションの役割…野崎加世子
小児在宅医療・小児緩和ケアの認知度の変化と今後の課題…前田浩利
在宅医療連携拠点と地域の連携について…川越正平
● Current Topics
在宅医療・介護あんしん2012 と在宅医療連携拠点の役割…山岸暁美

〔特別収録〕

緩和ケアとがん治療の協働に向けて─これからの時代へのメッセージ①…柏木哲夫・志真泰夫

〔連載〕

◆画像で理解する患者さんのつらさ<6>
私の顔色,やる気,元気 なおりますか…水越和歌・斎藤真理
おさえておきたい! 気管切開後の気管カニューレの管理…平間真理子
◆体験者の語りを聴く〈最終回〉
経験を重ねながら いつもその時の自分で対応する…射場典子
◆わたしのちょっといい話<9>
最期まで夢を追いかけて─終末期リハビリテーションの発信源になりたい…上野(井ノ本)千沙
◆EAPC(ヨーロッパ緩和ケア学会)疼痛ガイドラインを読む〈最終回〉
1 オピオイドスイッチング, 2 オピオイド力価…厨芽衣子・森田達也

〔コラム1〕

●らしんばん
精神科医が緩和ケアに馴染むために必要なことは…上村恵一
●海外事情
死を待つ人の家」に感じる医療の原点─マザーハウスにおける研修体験から…堂園晴彦,他
●東日本大震災 つながり・たより〈6〉
悲しみを抱えて暮らす人たちを皆で支えていけるように…星野 彰

〔コラム2〕

○いのちの歌
試行錯誤…朝倉雲鶴
○REPORT
第134回 ホスピスケア研究会

〔投 稿〕

◇症例報告
年代特有のニーズを理解し個人の成長を見守るグリーフサポート実践…岩本喜久子
◇短 報
1 緩和ケア病棟における自宅退院ケースの検討…上林孝豊,他

臨床緩和ケア〔第3版〕
65

第1章 緩和ケア総論

STEP1 緩和ケアの定義を理解する

A.緩和ケアの定義
B.緩和ケア、ホスピスケア、ターミナルケアの違い

STEP2 緩和ケアの歴史と現状を知る

A.緩和ケアの歴史
B.わが国の緩和ケアの現状

STEP3 緩和ケアの課題と展望を考える

A.わが国の大学病院の課題
B.わが国における緩和ケアの展望

第2章 全人的ケア

STEP1 全人的ケアの重要性を理解する
STEP2 全人的ケアの定義を理解する

A.全人的ケアの定義
B.スピリチュアルペインを深める

STEP3 事例を通して考える

A.痛みの4つの要素(全人的な痛み)
B.全人的ケアでの対応
C.全人的な痛みをグループディスカッションで深める

第3章 痛みのマネジメント

STEP1 痛みのマネジメントの基本を理解する

A.がんの痛みの理解とアセスメント
B.WHOの推進する鎮痛薬投与の基本5原則と除痛ラダー
C.モルヒネは恐くない
D.レスキュー剤を処方しよう
E.モルヒネの副作用対策

STEP2 痛みのマネジメントを知る

A.痛みの増強因子と緩和因子
B.痛みのアセスメントの基本
C.病態からみたがんの痛みのアセスメント
D.投与経路の選択と投与方法
E.薬剤の選択
F.モルヒネの使用方法
G.モルヒネの副作用対策
H.オピオイドローテーションと薬剤の選択
I.モルヒネ(オピオイド鎮痛薬)が効きにくい痛みへの対応

STEP3 事例を通して考える

A.疼痛の対処の前に
B.問診から痛みの治療の実際

第4章 その他の症状マネジメント

STEP1 症状マネジメントの基本を理解する
STEP2 症状マネジメントの実際を知る

A.呼吸器系
B.消化器系
C.腎尿路系
D.骨転移
E.抑うつ、せん妄
F.その他の症状

STEP3 事例を通して考える

第5章 インフォームド・コンセント

STEP1 インフォームド・コンセントの理解し、バッドニュースの伝え方を知る

A.インフォームド・コンセントの現状
B.インフォームド・コンセントの理解
C.バッドニュースの伝え方

STEP2 患者・家族の心理・社会的側面を理解し、対応を考える
STEP3 事例を通して考える

第6章 チーム医療

STEP1 チーム医療の必要性とその構成を理解する

A.チームの必要性
B.チームの構成(メンバー)
C.チームを効率よく機能させるために

STEP2 チームにおける各職種の役割

A.医 師
B.看護師
C.訪問看護師
D.薬剤師
E.リハビリテーション専門職
F.医療ソーシャルワーカー(MSW)
G.管理栄養士
H.心理療法の専門家(心理療法士,臨床心理士など)
I.アロマセラピスト
J.ボランティア

STEP3 事例を通して,チームにおける各職種の役割を考える

A.看護師
B.訪問看護師
C.薬剤師
D.リハビリテーション専門職
E.医療ソーシャルワーカー(MSW)
F.管理栄養士
G.心理療法の専門家(心理療法士,臨床心理士など)
H.アロマセラピスト
I.ボランティア

第7章 生命倫理

STEP1 緩和ケアの場での生命倫理的問題について理解する

A.水分・栄養補給の問題
B.植物状態への対処
C.尊厳死
D.DNR(donotresuscitate)
E.安楽死の定義
F.延命治療の中止
G.鎮静(セデーション)

STEP2 医療の場で生命倫理を考える

A.水分・栄養補給の中止
B.尊厳死・安楽死
C.延命治療の中止
D.DNR(donotresuscitate)
E.鎮静(セデーション)

STEP3 事例を通して考える

第8章 在宅の緩和ケア

STEP1 在宅で行われる緩和ケアを理解する在宅で行われる緩和ケアを理解する
STEP2 在宅の緩和ケアを支えるチームとケア

A.在宅の緩和ケアを支えるメンバー
B.在宅の緩和ケアの実際を知る

STEP3 事例を通して考える

【Supplement】

1.緩和ケアのさらなる理解

A.高齢者の看取り
B.小児の緩和ケア
C.非悪性疾患の緩和ケア

2.実践講義

実践抗議1 自分の死,家族の死について考える,死を通して生の意味を考える
実践講義2 愛する人への手紙
実践講義3 ロールプレイで行う緩和ケア講義、「バッドニュースの伝え方」
A.テキストを用いた講義の進め方
B.バッドニュースを伝える方法と緩和ケア
実践抗議4 スモールグループで行うロールプレイ
A.実施法
B.ロールプレイの進め方
実践抗議5 「生と死」-闘病気より

3.付 録

付録1 薬剤の表
付録2 医師国家試験に向けて
A.問 題
B.解答・解説
C.出題基準

牽 引

ベッドサイドメモ
「早く死なせてくれ」スピリチュアルケアの1例/偽薬(プラセボ)は使わない/痛みは患者の主観として捉える/看護師の意見を聞こう/モルヒネの誤解/輸液について考える/緩和ケアにおけるステロイドの適応/息苦しくて入院した患者さんに医師としてどう対処するか/家族へのケア/ベッドサイドでできること/患者と家族の関係/「先生、あとどのくらい生きられますか」と問われたら/終末期患者とのコミュニケーション/悲嘆ケア(グリーフケア)/臨終時の患者との関わり/緩和ケア病棟で行っている看取り/看取りに際して知っておくこと

臨床作業療法 2013年1・2月号
300051

特集 変わる介護保険制度,OTが創る地域リハビリテーション

編集担当: 大浦 由紀

2012年度介護報酬改定を読み解く…宮永 敬市 574
変わらない作業療法の真髄…土井 勝幸 582
新たな仕組みの創造から実現する地域包括マネジメント…川本 愛一郎 586
退院後の生活支援を目指した街づくりの実践…寺門 貴 593
在宅リハビリテーション現場におけるより良い「場」づくりへの挑戦…大浦 由紀 597
訪問看護ステーションでの地域における新たな在宅支援事業の展開…寺本 千秋 601
地域包括支援センターにおける多職種連携と地域づくり…河野 めぐみ 606

あのころ いま

あとから歩いてくるあなたへ…楜澤 直美 564

ライト☆すぽっと

もうひとりの宮澤賢治-不思議で辛辣な世界に魅せられて…小林 敏也 566

連載

高齢者・脳卒中患者への排尿リハ・ケアアプローチ
排尿管理への作業療法介入…太田 有美,他 611

がん患者のリハビリテーション[最終回]
がんリハビリテーションに関する心・技・体の伝達-京の芸子は師匠にならず…安部 能成 615

発達障害児の口腔ケア
「明眸皓歯」のための予防…宇都 仁惠 620

子どもといる風景DIARY
みんなの笑顔が心の栄養…須賀 由記子 622

ほっとストーリー
自分と向き合う強さ…目良 幸子 628

【新連載】 ちょっといいですか?
障害者ニーズの多様性…グループ・ピアズ 631

OTが作る早技レシピ
茹でたほうれん草で2種…宇田 薫 636

お家を変えよう!
脳血管障害と住宅改修2…児玉 道子 641

作業療法のアイデンティティー
作業療法士だからこそ,とことん作業を考えよう!…中村 茂美 643

リハビリテーションと上肢運動学
肘関節の筋とその活動を理解する!…矢崎 潔,他 646

SHINSAIマイ・ノート
支援活動で感じた“作業”が生み出す力…藁谷 裕葵 649

発達領域におけるIT活用支援
パソコンを障害に合わせて使うには-アクセシビリティ機能1…村元 聖治 652

Welcome to 地域リハビリテーション
番頭さんがゆく!-導入!生活行為向上マネジメント…有村 正弘 655

イラストで見る脳卒中片麻痺患者へのアプローチ
片麻痺者の上肢・手の治療1-手の機能と片麻痺の手の課題…渕 雅子 658

きらりんスケッチ
海外で子育て?アメリカで自閉症をもつ子と共に生きる…細田 満和子 638

投稿論文
〔原著〕ペーパークラフトにおける作業活動中のフロー体験と心理的効果の関係…澄川 幸志,他 664

掘り起こせ“やる気”OTスコップ隊[認知症の人編
認知症の人の「ココロ」に響く「キーワード」を探そう!…上城 憲司,他 610

一枚の絵
棟梁のプランター…田中 榮治さん 625

パント大吉のどこでも遊ぼ!
小銭ホールイン…パント大吉 626

緩和ケア 2013年1月号
200063

目次

〔特集Ⅰ〕よく遭遇する場面の看護ベーシックに立ち返る

特集にあたって……伊藤優子,他
がん疼痛に対してレスキューを正しく使う……伊藤優子
医療用麻薬に対する抵抗感への対応……下条奈己
リンパ浮腫の発症と悪化を防ぐためのポイント……水町ゆかり
せん妄を見過ごさないためのポイント……山口聖子,他
ここから始めよう 意思決定支援……柏谷優子
困難を抱える患者とのコミュニケーション……本松裕子
面会に来る家族への関わりと支援……栗島路子
口腔ケアの基本と口腔トラブルへの対応……藤田智子

〔特集Ⅱ〕使用経験から新薬メサドンを知ろう

特集にあたって……森田達也
がん疼痛薬としてのメサドン─米国での使用経験と国内治験の結果から……関根龍一
がん疼痛におけるメサドンの使用─概要と症例……森 雅紀
がん疼痛におけるメサドンの使用─ちょっとややこしいけど重宝する薬……厨 芽衣子
メサドンの特徴と注意点─症例から学ぶ……樽見葉子

〔連載〕

◆画像で理解する患者さんのつらさ〈5〉
急にお腹が痛くなって,吐き続けています……水越和歌,斎藤真理
おさえておきたい! 緩和ケアのためのイレウス予防の栄養相談……松岡朋子
◆EAPC(ヨーロッパ緩和ケア学会)疼痛ガイドラインを読む5
1 代替全身投与経路, 2 突出痛に対するオピオイド……山内敏宏,森田達也
◆わたしのちょっといい話〈8〉
 医者嫌いで頑固は在宅向き!?……藤本 肇
◆体験者の語りを聴〈5〉
病い・死について じっくり考える時間があって……射場典子

〔コラム1〕

●らしんばん
地域に根をおろして……秋山正子
●東日本大震災 つながり・たより〈5〉
失われることのない物語と紡がれる物語……植木亜弓
●海外事情
ニュージーランドの緩和ケアにおける歯科事情……細川亮一
Healing Journey for Children”─親のがん告知から死別後に向けての継続的グリーフケアの紹介……小島ひで子

〔コラム2〕

○いのちの歌
光に向かって……朝倉雲鶴
○レシピで団欒らん!〈6〉
嚥下障害に! ミルクくずもち……桑野寛子,他
○REPORT
第36 回 日本死の臨床研究会

〔投 稿〕

◇症例報告
進行期から終末期における肺がん患者への理学療法介入について─最期まで患者と家族のQOLの改善を支援した1症例……窪田朋恵,他